ZONEHACKERS' LAB Written by Yujiro

[DNB]デュアルNバック挑戦の記録[2023年7月]

脳トレ

僕が2021年12月9日から毎日30分挑戦しているデュアルNバック(DNB)という脳トレの2023年7月の記録をまとめてみた。

この記事はこんな人にオススメ

  • 僕!
  • 本気でDNBに挑戦している人!
  • または、変人の生態を研究している変人

本記事の内容

  • 全期間におけるデュアルNバック挑戦の総括
  • [DNB]デュアルNバック挑戦の記録[2023年7月]
  • 月間平均Nレベルの推移(全期間)
  • 「Nレベルを爆速で上げる方法」の行方
  • [DNB]デュアルNバック挑戦の記録[2023年7月]まとめ

全期間におけるデュアルNバック挑戦の総括

期間: 2021年12月9日〜2023年7月31日(600日間)
連続挑戦日数: 600日(+31日)
総挑戦回数: 15,541回(+579回)
総挑戦時間: 302時間59分(+15時間52分)

(嘘だと思うならTwitterで僕のツイートを確認してみて!挑戦を開始した2021年12月9日まで、600日分の挑戦結果報告を遡れるよ!まあ、証拠としては不十分だし、信じてもらいたいわけでもないけれど)

使用アプリは自作のDNBアプリ『DNB Limitless』(2022年7月3日から使用開始)
このアプリの仕様については、こちらの記事をどうぞ。
[DNB]デュアルNバック挑戦の記録[2022年7月]

[DNB]デュアルNバック挑戦の記録[2023年7月]

[DNB]デュアルNバック挑戦の記録[2023年7月]

期間: 2023年7月1日〜7月31日(31日間)
使用アプリ: DNB Limitless(自作のDNBアプリ)
挑戦回数: 579回[18.68回/日](-0.15回/日)
挑戦時間: 15時間52分[30.67分/日]
月間平均Nレベル: 25.22(+0.17)
1日あたり最高平均Nレベル: 31.93(+1.93)
1日あたり最低平均Nレベル: 18.20(+0.89)
最高Nレベル: N=33[正答率87%]

※()の中は6月との比較。

月間平均Nレベルの推移(全期間)

期間 期間平均 1ヶ月の平均
2022年7月3日〜17日(15日間) 10.89
7月17〜31日(15日間) 11.01(+0.12) 10.92
8月1〜16日(16日間) 11.05(+0.04)
8月16〜31日(16日間) 11.85(+0.80) 11.45(+0.53)
9月1〜15日(15日間) 11.92(+0.07)
9月16〜30日(15日間) 12.05(+0.13) 11.99(+0.54)
10月1〜16日(16日間) 11.60(-0.39)
10月16〜31日(16日間) 13.04(+1.44) 12.37(+0.38)
11月1〜15日(15日間) 13.23(+0.19)
11月16〜30日(15日間) 13.52(+0.29) 13.37(+1.00)
12月1〜16日(16日間) 14.87(+1.35)
12月16〜31日(16日間) 15.57(+0.70) 15.22(+1.85)
2023年1月1〜16日(16日間) 17.69(+2.12)
1月16〜31日(16日間) 17.68(-0.01) 17.69(+2.47)
2月1〜14日(14日間) 18.74(+1.06)
2月15〜28日(14日間) 20.67(+1.93) 19.71(+2.02)
3月1〜16日(16日間) 17.95(-2.72)
3月16〜31日(16日間) 19.57(+1.62) 18.83(-0.88)
4月1〜15日(15日間) 21.01(+1.44)
4月16〜30日(15日間) 21.66(+0.66) 21.34(+2.51)
5月1〜16日(16日間) 22.70(+1.04)
5月16〜31日(16日間) 22.37(-0.33) 22.52(+1.18)
6月1〜15日(15日間) 22.30(-0.07)
6月16〜30日(15日間) 27.80(+5.50) 25.05(+2.53)
7月1〜16日(16日間) 25.35(-2.45)
7月17〜31日(15日間) 25.08(-0.27) 25.22(+0.17)

「Nレベルを爆速で上げる方法」の行方

「Nレベルを爆速で上げる方法」の行方
6月の記録記事の終わりに立てた7月の目標は下記の4つだった。

  1. 今まで通り毎日30分挑戦する
  2. 毎日40分の瞑想をする
  3. 月間平均Nレベル29.00以上
  4. N=31で正答率90%以上 → N=32に初挑戦!

今回は、目標として最も価値のあった3以外の目標は達成した。
でも、そんなことよりもまず、6月の記録記事で僕が自信満々に発表した「Nレベルを爆速で上げる方法」が、やっぱりあれだけでは不十分だったことをお詫びしたい。

つまり、7月の結果がその方法の不完全さを証明してしまったのだ。

「今から6月の記録記事を読むなんて超ダルい」という方の気持ちを汲んで、ここでその「Nレベルを爆速で上げる方法」をざっくり説明すると、

  • DNB × 瞑想 × 生サーモン = リミットレス

という感じになる。

なぜ「瞑想」がDNBのスコアに決定的な違いを生み出すことに気づいたのか?
それをここで説明するのは超ダルいから、気になる人は過去の記事を読んでみて!
(※注意:この記事は頭のおかしな人が書いてまーす)

結論から言ってしまえば、この方程式に「過剰」はないけど「不足」があった、ということになる。

僕が僕の体と脳ミソを使ってDNBに挑戦する場合、瞑想と生サーモンの習慣がスコアを押し上げる要因になっていることはまず間違いない。
それがこれまでの挑戦でわかったこと。

ただ、それと同時に、「瞑想と生サーモンだけでは僕の脳力を100%引き出すには至らない」という事実も今回の挑戦で明らかになった。

月間平均Nレベルが6月と比べて0.17しか向上していないことを見れば、今回の挑戦が僕にとってかなり辛いものだったことは想像できると思うけど、ここから僕が得た学びには途方もない価値がある。

DNBのスコアが大きく低下するたびに、僕は「僕の体のルール」をより詳細に、より正確に理解するチャンスを得る。
そして、そのルールの理解が深まれば深まるほど、僕のパフォーマンスは100%により近いレベルで安定する。
その状態において、僕のNレベルは最速で向上することになるだろう。

ただ、これは「僕の体のルール」であって、「あなたの体のルール」ではない。

僕はこれまで通り今後も、僕が発見した「僕の体のルール」を包み隠さず(そして気前良く)ここに記していくつもりだけど、それはあなたにとっては、「あなたの体のルールを見つけるためのヒント」にしかならないことを覚えていてほしい。

ヒトの体は千差万別。
ある研究の被験者に効果があったとしても、僕に効果がなければ意味がない!
(僕がカス野郎だからといって、あなたもカス野郎とは限らない。ちょっとはマシのはずだ。そうでしょ?)

結局のところ、あなたのNレベルを爆速で上げる方法は、あなた自身が試行錯誤して見つけるしかないってこと!
その試行錯誤のためのヒントがここにある、と思っていただけたらと思う。

7月のハイライト

7月から8月の前半までの挑戦において、特筆したいことは下記の2つになる。

  1. 生サーモンの効果
  2. BW & W不在の影響

1. 生サーモンの効果

生サーモンの効果
結論:僕のDNB挑戦ライフには生サーモンが不可欠!サケやイワシの水煮缶は代わりにならない。
(僕はサバを食べると思考が濁り、眠気に襲われるのでサバ缶は未確認)

これはつまり、6月の記録記事の終わりに立てた仮説が見事実証されたということ。

生サーモン不在期間中(7月1日〜10日)の平均Nレベル22.38と生サーモン摂取開始直後(7月11日)の1日あたり平均Nレベル28.44を比較すれば一目瞭然だ。

生サーモンのNレベル向上効果だけでなく、この呟きにも書いているように、サケやイワシの水煮缶には生サーモンと同等の効果がないことまで明らかになった。
(少なくとも「僕にとって」は!)

なぜなら生サーモン不在期間中に水煮缶を食べていたけど、結果は上記の通り(平均Nレベル22.38)だったからだ。

サバのようにサケやイワシの水煮缶もNレベル低下要因になっている可能性も疑い、7月10日にはイワシの水煮缶を3つ食べてみたけど、スコアは前日までとほぼ同じ(23.65)だったことからこの可能性も排除できた。
(もう2度と生サーモンがないからという理由で水煮缶は食べない!)

生サーモンの摂取を再開した7月11日から僕のパフォーマンスは再び過去最高に達した。

そしてご覧のように、N=33に到達し、「最高Nレベル」および「1日あたり平均Nレベル」で自身のキャリアハイ(最高記録)を更新。

だけど、残念ながらこの快進撃は長くは続かなかった。
「この調子でいけば月間平均Nレベル29超えという目標も達成できるかも!?」などと、鼻息を荒げて1人で興奮してたら7月21日から再びスコアが落ち始めたのだ。
(心配しないで!これが僕の平常運転だから!)

この呟きからもわかるように、当初は「ヤマブシタケエキスの不在」が原因だとほぼ確信していた。
だからヤマブシタケエキスの摂取を再開したらスコアも戻ると信じてた。

けれども・・・

そう、スコアは戻るばかりかむしろさらに悪化してしまったのだ!
初めはいわゆる「好転反応」(症状が改善する前に一度悪化する)かと思ったけど・・・

過去の経験からどうやらそうではなさそうなので、ヤマブシタケエキス不在以外の「過去最高の期間との違い」を探すことに。
そして、そこで気がついたのが「BW & Wの不在」だった。

2. BW & W不在の影響

BW & W不在の影響
BW & Wとは「Black Walnut & Wormwood」のこと。
つまり、「黒くるみとニガヨモギのエキス」のことだ。

僕はコイツが僕の腸内環境を改善し、エネルギーレベルを高めてくれることを知っていたのでNature’s Answerのものを愛用していた。

だけど、今回のDNBにおけるパフォーマンスの低下を受け、ヤマブシタケエキス不在以外の原因を追求したところ、ほぼ同時期にBW & Wの摂取もやめていたことに気がついた。

どうやら使用していた瓶が空になったので、「一度摂取をやめてみる」という判断をしたらしい。
なにしろ「長期使用には向かない成分」であることが示唆されていたからだ。
その割にはすでに何ヶ月も摂取し続けていたわけだけど。

そんなわけで、僕はどうやらコイツの真の力を見誤ったようだ。
プラスの効果があるものを摂取している時の状態をゼロだと考えてしまったら、不在の状態はどう考えてもマイナスだ。

幸い、もう1瓶在庫があったのですぐにこの仮説を検証できた。

予想より長く「好転反応」は続いたけど・・・

約7日で好転反応の影響から抜け出し・・・

21日振りにN=30に到達。
翌日にはN=31に到達し、23日振りに1日あたり平均Nレベルが30を上回った。

どうやらこちらの仮説は正しかったようだ。
ホッと一安心できたわけだけど、ここで検証しなきゃならない仮説がまだある。

それは「ヤマブシタケエキスが有効になるのはBW & W摂取時に限る?」という仮説だ。

以前は即時的効果のあったヤマブシタケエキスがスコアを低下させるようになった原因は、BW & Wで腸が守られていないからではないか?というわけだ。

なにしろ腸は僕の最大の弱点だ。
ガス型のIBSで僕のお腹はお昼頃になるとパンパンになって苦しいし、当然オナラも大量に出る。
アレルギー体質で外食しようものなら翌日は最低の気分で過ごすことを覚悟しなくちゃならない。
これは僕が事務作業に向かない理由でもあり、可愛い女の子とデートできない理由でもある。
(僕がデートできない理由はホントにコレだけっ!!!!!)

こいつを克服しない限り、僕は僕の体の力を100%引き出せないことはわかっているけど、未だに解けない人生史上最大級の難問だ。
実際、静寂に満ちた腸を持つことが叶うなら、それだけで僕はスーパーマンになれる気さえする。

実を言えば、今1つだけ、これの根本的解決になるかもしれない希望を持っているけれど、それはそれとして、以前は薬であったものが突然毒になったとしたら、その原因は僕の超センシティブな腸にある可能性は高いかもしれない。

もちろん、ただ単純に「ヤマブシタケエキスのクオリティが下がっただけ」という可能性もあるし、「輸送中にこの猛暑で成分が劣化してしまった」可能性もある。

いずれにせよ、この問題の決着は間も無くつく。

なぜならBW & Wによってスコアが戻ってきた今の状態で、再びヤマブシタケエキスを摂取した時、スコアがさらに向上すれば「BW & W摂取時のみヤマブシタケエキス有効説」が実証され、同時に「クオリティ低下説」が反証されるからだ。
(くどいようだけど、「少なくとも僕にとっては」だよ!)

などと御託を並べているうちに決着がついた。

睡眠が予想外に上手くいきすぎて、起床直後から筋肉のパンプと脳のスーパーチャージ(ビリビリした研ぎ澄まされた感じ)を実感したので、これでスコアが上がったとしてもそれが「質の良い睡眠」に起因するのか「ヤマブシタケエキス」に起因するのか判別できなくなりそうだったので、予定通りヤマブシタケエキスの摂取を再開するかどうか悩んだけど、摂取せずに4回挑戦した感触で「これ以上は上がらなそうだ」と感じたため、ヤマブシタケエキスを摂取した。

その途端、Nレベルは予想外の急降下
N=31からスタートした12日の挑戦は、5レベルも下がったN=26で終わりを迎えた。

どうやらヤマブシタケエキスは、僕にとってはもはや毒にしかならないようだ。
少なくともこれが「好転反応」でない限りは。

とは言え、このままヤマブシタケエキスを諦めるつもりはない。
それほどまでに僕がかつて得ていた効果は優れていたからだ。

かつて薬だったヤマブシタケエキスが毒になった原因はおそらく次の3つ。

  • ① 僕の体(特に腸内環境)が変化した。
  • ② たまたま僕に届いた製品の品質が劣化していた。
  • ③ 全ての人に劣化を意味しなくても僕にとっては劣化を意味する品質の変更があった。

いずれにせよ、この問題を解決するには、少なくとももう一度はヤマブシタケエキスを購入するしかない。
日本の猛暑が品質を劣化させた可能性も考慮に入れて、注文はもう少し涼しくなってからにしようと思う。
(Life Cykel社のあるオーストラリアは今冬だ)

まあ、ヤマブシタケエキスがなくても現在N=31に届くなら、僕にとっては十分理想的で、精神衛生上大変好ましい挑戦ができるから全く問題はない。

下の表は、7月1日から8月12日までの「ヤマブシタケエキス」「BW & W(黒くるみとニガヨモギエキス)」「生サーモン」「瞑想」の摂取の有無と、「1日あたり平均Nレベル」を記したものだ。

誰かの参考になるとは思わないけど、一応僕自身のために記録を残しておく。

7月の挑戦結果と瞑想習慣および生サーモン摂取の関係

日付 1日あたり平均N ヤマブシタケ BW & W 瞑想40分 生サーモン
7月1日(土) 26.47
2日(日) 22.60
3日(月) 18.83
4日(火) 18.20
5日(水) 20.95
6日(木) 23.68
7日(金) 23.89
8日(土) 22.60
9日(日) 22.95
10日(月) 23.65
11日(火) 28.44
12日(水) 29.88
13日(木) 31.60
14日(金) 31.93
15日(土) 30.67
16日(日) 29.19
17日(月) 30.07
18日(火) 29.31
19日(水) 30.33
20日(木) 29.56
21日(金) 27.35
22日(土) 24.74
23日(日) 24.05
24日(月) 22.60
25日(火) 24.37
26日(水) 23.35
27日(木) 21.81
28日(金) 22.90
29日(土) 19.87
30日(日) 22.60
31日(月) 23.25
8月1日(火) 23.05
2日(水) 22.50
3日(木) 23.20
4日(金) 25.11
5日(土) 26.76
6日(日) 26.06
7日(月) 24.00
8日(火) 25.22
9日(水) 27.29
10日(木) 29.75
11日(金) 30.33
12日(土) 29.12

[DNB]デュアルNバック挑戦の記録[2023年7月]まとめ

[DNB]デュアルNバック挑戦の記録[2023年7月]まとめ
今回も「最高Nレベル(N=33で正答率87%)」および「1日あたり平均Nレベル(31.93)」で自身のキャリアハイ(最高記録)を更新することができたわけだけど、その成果の割に7月の挑戦は苦しかった。

なぜなら先述したように、7月の月間平均Nレベル25.22は、6月の月間平均Nレベル25.05より0.17しか伸びていないからだ。
この原因は、完成させたと思っていた「Nレベルを爆速で上げる方法」が7月の後半から全く機能しなくなってしまったからに他ならない。

さらに、この原因を「ヤマブシタケエキスの不在」と確信していたせいで、ヤマブシタケエキスの摂取を再開した直後にスコアが悪化するという事態に陥ったときに、大いに狼狽(うろた)えてしまったことも状況を悪くした。
(実に僕らしい!)

そのために原因の特定および対処が遅れ、その上「好転反応」の期間が予想以上に長引いたことで、実際100%に近いパフォーマンスを維持できたのは31日中わずか10日(7月11日〜20日)となってしまった。

つまり、残りの21日分の挑戦は「理想的なスコアが得られない精神衛生上大変よろしくない拷問」だったわけだ!
(これがどれほどツライことか、あなたにはわかるでしょ?)

こんな記事を読んでくれるほど真剣にDNBに挑戦しているあなたならきっと、理想とはほど遠い低スコアを出してしまった翌日を「自分が矮小になってしまった」気分で過ごす悲惨さを理解できるに違いない。

DNBに挑戦している人なら誰だって、こんな「拷問」は100%回避したいと思うのが当然だ。
600日以上連続で挑戦している僕だって、それは同じだ。

でも、非常に腹立たしいことに、そんな「拷問」からしか学べないこともあり、その学びなくして「毎日理想的なスコア」という切実な願望は成就しえないらしい。

その拷問からしか得られない「学び」というのが「自分の体のルール」だ。

「睡眠」「栄養」「運動」、瞑想や読書や日光浴など「その他の習慣」。
自分が最高のパフォーマンスを発揮できるのはどんなときか?

いつ、何を、どのように、どれだけ摂取したとき?
いつ、何を、どのように、どれだけの時間したとき?

最高のパフォーマンスを発揮できた時と比べて、何が過剰で、何が足りないか?

恐らくほとんどの人は、「自分のパフォーマンスを測る信頼のおける尺度」を持っていない。
だから、感覚的にしか自分のパフォーマンスを測れない。
そして、この感覚というやつは、まったくあてにならないことを僕は知っている。

実際、1日あたり平均Nレベルで23しか出せない日と30以上出せた日の感覚的なパフォーマンスの差異はほとんどないことが多い。
だから600日以上連続でDNBに挑戦してきた今でさえ、実際にDNBに挑戦するまでどのくらいのスコアが出るのか、まったく予測がつかないのだ。

(もちろん30あれば「もっと」できるわけだけど、僕の現在の日常ではその「もっと」が必要になる課題にはほとんど出会わない。23で十分なら30あっても実感できない。ただ、「前はできなかったことが、いつの間にか普通にできるようになっている」ことに気がつくことは度々経験している。それが何度も繰り返されることで、主観では気づきにくいレベルで確実に日常における生産性が向上し続けている。)

だけど1つだけ確かなことは、1日あたり平均Nレベルで23しか出せない日のパフォーマンスと、30出た日のパフォーマンスを比べれば、間違いなく後者の方が優れている、ということだ。

3月の記事で書いたように、DNBのスコアというパフォーマンスの尺度は、風邪(体調不良)の兆候さえ何よりも(オーラリングよりも)早く僕に告げた。

DNBは脳の総合的な力を高めるツールであると同時に、自分のパフォーマンスを測る信頼のおける尺度でもある。
少なくとも、僕はそう確信している。

それはつまり、こういうことになる。

  • 「最高Nレベルを向上させようとする全ての試みが、あなたの最高のパフォーマンスを引き出す」

DNBに挑戦しているあなたのパフォーマンスレベルは、DNBのスコアとして数値化される。
そして、あなたが最高Nレベルや1日あたり最高平均Nレベルを更新した日のパフォーマンスをその時点における最高として、その後のパフォーマンスを測る尺度とする。
(なぜ最高Nレベルを更新できたんだろう?何かいつもと違ったことしたっけ?)

これを延々と繰り返すことで、あなたは「あなた自身の体のルール」をより深く理解し、「毎日理想のスコア = 毎日最高のパフォーマンス」という理想を実現することができる。

「自分の最高のパフォーマンスを知っている」という事実が、あなたの努力の方向性を確かなものにする。
「自分の最高のパフォーマンス」を絶対的指針とすれば、もう2度と道に迷わない。
なぜならそこに向かう全ての試行錯誤の道が、そこに到達するために必要な努力という名の道だから。

という僕自身まだその理想を実現できていないわけだけど、ようやく手を伸ばせば届くくらいのところには来た実感がある。
(僕の腕は若干長めなんだ!)

まあ、是が非でもNレベルを上げたいなら、それを絶対的尺度として生活を組み立てることに何の問題があるだろう?
(僕のように自分のことだけ考えていればいいお気楽な独り身だけじゃないんだよ!)

でも、本当にようやくだ。
ようやくここまで来た。

まったく、分不相応に大きな野心を持ってしまった凡人の人生は壮絶だ。
いくら頑張っても、ちっとも理想と現実のギャップが埋まりゃしない。
僕の37年の人生はずーっとこれだ。

理想と現実のギャップは小さければ小さいほど幸せだ。
DNBはある意味「人生の縮図」だね。
さっさと理想を捨てて現実を生きれば、僕の37年間はもっと幸せなものだっただろう。

でも、あきらめなかったからこそDNBに出会うことができたし、そのおかげで今は自分の人生を生きている実感がある。
DNBがあれば、理想を現実に変えることもできるかもしれない。
まだまだ長〜い時間がかかると思うけど、時間だけが問題なら最高だ!

仮に道半ばで死んじゃったりしても、今はもう幸せな人生だったと思える。
DNBのおかげで「毎日ベストを尽くしている」という実感があるからね。
(楽観主義者でホントに良かった!あ、だから「理想と現実のギャップ」に潰されなかったのか!)

とにかく、あと少し。
あと少しで「最高のパフォーマンスを維持するのに絶対不可欠の要素」が明らかになる。
(中二病をこじらせてる僕はこれをIndispensablesと呼ぶことにした)

そして、それが明らかになれば、さらにパフォーマンスを向上させる道が見えてくる。
つまり、現時点における最高のパフォーマンスをゼロと考えれば、プラスになる要素を加えるだけでパフォーマンスは現時点での最高を超えるってわけさ!

反対に、何か加えてパフォーマンスがマイナスになったら、それを排除すればいいだけだ。
そして、またゼロから試行錯誤を始めればいい。簡単!

彼らの命を奪ってでも、僕は生きたい

僕は自己中心的で、傲慢で、残虐非道な人間だ。
(意外すぎてビックリした?)

自分が生きるために、他の命を奪うことを厭わない。
それも自分の手を汚さずに、ただお金を払うことで。

どんなことをしてもこの罪は償えないし、
彼らに許しを請う資格もない。
(現在進行形で罪を重ねている状態でどうやって許しが請える?)

僕は奪うばかりで彼らに何も与えることができない。
だからせめて、1つだけ約束している。
それは「僕が奪った彼らの命は絶対に無駄にしない」ということ。
それはつまり「僕の命が燃え尽きるその日まで精一杯生きる」ということ。

彼らの命を最優先に考えれば、僕は速やかに自分の命を絶つべきだろう。
そうすることで、僕は初めて彼らに「与える」ことができる。

でも、僕は自己中心的で、傲慢で、残虐非道の人間だから、彼らの命を奪ってでも生きたい。
生きて、自分に何ができるのか、挑戦したい。
そのために僕には彼らの命が必要だから、彼らの命を奪い、その命を絶対に無駄にしないことを毎晩夕食時に約束する。

もちろん、そんな約束さえ彼らにとっては無価値だけど、それが自己中心的で、傲慢で、残虐非道な僕にできる唯一のことだから。

というわけで、僕は「楽しむための食事」はやめた。(最後にしたの何年前だろう?)
僕の食事は「生きるための食事」または「自己を高めるための食事」に限定される。
(えぇ!?腸が治ってももうデートできないじゃん!!撤回しろ!!)

それで僕の罪が軽くなることはないし、傲慢な人間なもんで罪悪感も希薄だけど、それが僕にとってベストな命との向き合い方だと思うから。

そんで僕が死んで、もう彼らの命を奪う必要がなくなったら、彼らに謝りに行く。
(「僕は約束を十分に果たせたでしょうか?」)

8月の目標は

  1. 今まで通り毎日30分挑戦する
  2. 毎日40分の瞑想をする
  3. 月間平均Nレベル29.00以上
  4. N=34で正答率90%以上 → N=35に初挑戦!

の4つにしたい。

現時点における僕の最高のパフォーマンスを維持できれば、割と簡単に達成してしまうかもしれない。
というわけで、いつも通り、これらの目標の本質は「毎日最高のパフォーマンスを発揮するためのコンディション調整」だ。
そして今回は、実際にそれが可能だという確信がある。

というわけで、8月も、
焦らずじっくり、「時間とエネルギーを脳細胞に変換する作業」または「地道なトンネル開通工事」を継続する。

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