ZONEHACKERS' LAB Written by Yujiro

[DNB]デュアルNバック挑戦の記録[2022年8月]

ミエリン 脳トレ

僕が2021年12月9日から毎日30分、267日連続で挑戦しているデュアルNバック(DNB)という脳トレの2022年8月の記録をまとめてみた。

使用アプリは自作のDNBアプリ『DNB Limitless』(2022年7月3日から使用開始)
このアプリの仕様については、こちらの記事をご覧いただきたい。
[DNB]デュアルNバック挑戦の記録[2022年7月]

[DNB]デュアルNバック挑戦の記録[2022年8月]

期間: 2022年8月1日〜8月31日(31日間)
使用アプリ: DNB Limitless(自作のDNBアプリ)
挑戦回数: 1,237回
挑戦時間: 15時間41分
月間平均Nレベル: 11.45(先月の平均+0.53
1日あたり最高平均Nレベル: 13.82
最高Nレベル: N=16(正答率81%)

先月の記録記事の終わりに立てた8月の目標は下記の3つ。

  1. 今まで通り毎日30分挑戦すること
  2. N=16(16-Back)に挑戦すること
  3. 1ヶ月あたり平均Nレベルで7月の記録(10.92)を超えること

ご覧いただければわかるように、この3つの目標はすべて達成できた。
とはいえ、2の「N=16(16-Back)に挑戦すること」以外は達成できて当然なので、あえて目標にするほどのことでもなかった。

N=16に関しては、N=15の挑戦条件である「N=14で正答率90%以上」を出せることさえマレ、という状態だったので、実は達成できるかどうか半信半疑だった。

だから22日に初めてN=15で正答率96%を達成し、8月中に4日、合計10回N=16に挑戦できたことは本当に嬉しい。
※ちなみに22日の平均レベルは過去最高の13.82で、これ以外の日で平均レベルが13を超えたことはないので、「今の自分にとっては」まだ異常とも言える数値だ。

N=15で正答率96%→N=16へ N=16で正答率81% N=16で正答率78%

N=16に挑戦した時の動画がこちら↓

DNBに挑戦していて何が嬉しいかと言ったら、やっぱりコレだ。

  • 今まで届かなかった領域に届いた瞬間

N=4(4-Back)で2ヶ月近く苦戦していたときにはもちろん、N=9に挑戦しているときでさえ、「いつかN=16に挑戦できるかも?」なんて思うことはなかった。

以前の僕にとっては、N=16は「想像さえできない領域」だった。

でも今の僕は、そんな領域に足を踏み入れた。
そして、今は「N=100に到達した自分」まで想像し始めている。
「DNBに挑戦し続ける限り、僕の脳力に限界はない」と確信できたからだ。

   

全期間のデュアルNバック挑戦の総括

期間: 2021年12月9日〜2022年8月31日(265日間)
総挑戦回数: 6,570回
総挑戦時間: 132時間41分

DNBという脳トレの良い点は、

  1. ワーキングメモリを改善する効果が科学的に認められている
  2. 費やした時間をニューロンに変換して物理的に脳に蓄積できる

という点だ。

ワーキングメモリはあらゆる脳力と密接に関わっているから、この力を向上させることで脳の総合的な力を高められる。

ニューロン(神経細胞)のつながりは、使えば使うほど強化・最適化されていく。
今のニューロンのつながりではN=15をクリアできないなら、その問題を解決できるように脳は配線をやり直す。

具体的には、

  • シナプスが放出する神経伝達物質の量が増える
  • シナプスの受容体の数が増える
  • シナプスそのものの大きさが変わる
  • ニューロンに巻きつくミエリンの数・厚さ・長さが増す

など、ニューロンに起こる物理的な変化が今まで解けなかった問題を解決してくれる。

ただ、このニューロンに起こる物理的な変化を実感するには時間がかかる。
「つまらないことをコツコツやれる」人にとっては、DNBは人生を変えるほど大きな力になるかもしれない。

これはまさに今僕が証明しようとしていることだ。

僕のミッションは、

  • DNBで人生は変えられると証明すること

では、それをどのように証明するのか?

誰にもわかりやすい形で証明できなければ意味がない。
色々考えてきたけど、それがようやく自分の中で形になりつつある。

それはつまり、「僕がこれからの自分の人生で何をやりたいのか?」

という問いに対する答えだ。

「できるか、できないか」は、とりあえず考えないことにした。

これに関しては近いうちに話すことになるだろう。

[DNB]デュアルNバック挑戦の記録[2022年8月]まとめ

チキンカレー
DNBで脳力を高めようと思ったら、毎回ベストコンディションでDNBに挑戦する必要がある。

「実際にはN=16に挑戦できるニューロンを持っているのに、体調不良のせいでN=13までしか挑戦できない」

こんな日が何日も続けば、使われないN=16に挑戦するためのハイスペックなニューロンは刈り取られてしまう。

“Use it, or lose it.”
「使わないニューロンは持っててもエネルギーの無駄だ、刈り取ってしまえ!」

だから、僕は自分の体調管理にはかなり気を遣っている。

荷揚げの仕事があるから運動不足にはまずならないけど、逆に疲れすぎることは多々あった。
日中の過活動やカフェイン摂取がたたり、睡眠がうまくいかない日も多かった。

朝からグロッキーだと1日の終わりにやるDNBでも当然力を発揮しきれない。

それでも8月に好成績を残すことができたのは、もしかしたら「自作カレー」のおかげかもしれないと密かに思っている。

僕は体質のせいで外食はできないし、加工食品も使えない。
だからカレーも必然的に自分の体に合ったものだけを使って自分で作ることになる。

主なカレーの材料

  • グラスフェッド・バター
  • たまねぎ
  • トマト
  • りんご
  • 鶏肉
  • 牡蠣
  • グルテンフリーの醤油
  • みりん
  • ターメリック
  • クミン
  • オールスパイス
  • 黒胡椒
  • ガーリックパウダー
  • キャロライナ・リーパー

クローブ、カルダモン、コリアンダー、花椒、ローリエ、バジル、オレガノ、ローズマリー、タイムなどのスパイスやハーブもたまに使ってみるけど、上の材料で落ち着いてきている。
ライスは食べない。最後にMCTオイルを大さじ2杯加えてスープを飲み干す。

「ターメリック」「クミン」は業務用サイズのものを買った。
美食(グルメ)にはあまり興味がないから、パフォーマンスを向上させてくれるものなら毎日同じでも全然平気だ。

実際にここ2週間ほどは毎日このカレーを食べている。
本当にカレーが効いているかどうか確かめるには、一度カレーを食べるのをやめる必要があるけど、材料があるうちは食べ続けるつもりだ。

カレーをやめたときにパフォーマンスに変化があれば、その時に報告したい。

9月の目標は、

  1. 今まで通り毎日30分挑戦すること
  2. N=16で正答率90%以上 → N=17に初挑戦
  3. 月間平均Nレベル12以上

の3つにする。

1以外は毎回体調をバッチリ整えなければ達成困難だと思う。
でもだからこそ、達成できたらまた少し自分に自信がつく。

とはいえ、9月中に達成できなくても問題ない。
達成する日が少し先になるだけで、「いつか達成できる確率」は100%だ。

自分が生きたい人生を生きるために、9月も挑戦する。

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