ZONEHACKERS' LAB Written by Yujiro

エネルギー(ATP)産生を最適化する方法

TESTOSTERONE オナ禁 サプリメント 神経伝達物質

「バスケ部に所属している高校1年生です。

楽しく部活を続けていますが、正直、足が速かったり、高く跳べたり、スタミナのあるチームメイトがうらやましいです。

生まれつき身体能力が低い自分でも試合で活躍できる具体的な方法があったら教えてください」

この要望に応えるため、エネルギー(ATP)産生を最適化し、「脂肪を燃焼しながら元気になる」方法を紹介します。

本記事の内容

  • あなたがあなたの身体の潜在能力を100%引き出している可能性は限りなく0に近い
  • スポーツを楽しむにはエネルギーが必要
  • あなたの身体能力を最大化する具体的な方法【ステップ1:エネルギー(ATP)産生を最適化する】
  • おまけ

冒頭で紹介したリクエストは、僕が中高時代に抱き続けた思いを言語化したものです。

高校入学時の僕の身長は158cm。

50m走のタイムは8秒4とかだったと思います。
(クラスでビリから2番目、クラス1のデブにも負ける遅さだったことは鮮明に覚えています)

小3から高校卒業まで下手くそながら割と真剣にバスケットボールをしていたのですが、ご覧のように身体能力にはまったく恵まれていませんでした。

足が速かったり、高く跳べたり、スタミナが人並み外れていると、試合や練習でメチャクチャ目立ちますし、それだけで尊敬されたり、警戒されたり、嫉妬されたりするわけです。

「もっと身体能力が高ければ、もっとバスケやスポーツを好きになれる」とも思っていましたし、正直、そんな風に注目される身体能力の高い人たちが羨ましくて仕方なかったです。

そんなわけで、身体能力は、僕が喉から手が出るほど欲していたものでしたが、当時の僕は、それが「努力で手に入るものではない」と思ってあきらめていました。

ただ、今は違います。

3週間のグルテンフリーを経て、2度完璧なZONE(ゾーン/フロー)に入ったことをきっかけに5年間バイオハック(=自分のパフォーマンスを科学的に最大化する方法)を学んできた今の僕は、それが事実ではないことがわかっています。

身体能力は、誰でも努力で手に入れることができます。

当時の僕は、そのことを知らなかっただけです。

周りにもそれを教えてくれる人は、一人もいませんでした。

あなたがあなたの身体の潜在能力を100%引き出している可能性は限りなく0に近い

チェックリストにチェックを入れていくビジネスマン
この記事を発見したということは、あなたは少なくとも「自分の身体能力を上げたい」という意志を持っている人だと思います。

そこが中高時代の僕と今のあなたの違いで、この違いがあなたの可能性の扉を開きます。

なぜなら、あなたがあなたの身体能力を上げるためにできることは、それこそ無数に存在し、あなたがそれらを全てすでに実行してる可能性は限りなく0に近いからです。

スポーツを楽しむにはエネルギー(ATP)が必要

あなたが今現在、スポーツや運動を楽しんでいるのであれば、あなたは恐らく「良く動く身体」を持っているのでしょう。

もしくは、他の人ほど「動かない身体」に悩み、解決策を求めてこの記事を読んでいるのかもしれません。

それでは、この「身体が良く動く」というのは、どういう状態なのか考えたことはありますか?

体調が悪い日は「身体が重く」感じるし、逆に体調が良い日は「身体が軽く」感じる、

ということは、スポーツをする人ならしょっちゅう体験することだと思います。

また、あなたが大人であれば、通勤時など駅の階段をのぼる時に、
「お、今日は身体が軽くてサクサクのぼれる」
などと、感じたりしているかもしれません。

結論を言ってしまうと、あなたが「身体が軽い」「良く動く」と感じているときは、あなたの身体がエネルギー(ATP)を効率良く産生できているときです。

そして、「効率良くエネルギー(ATP)を産生できているとき」というのは、「体内における化学反応(=代謝)がスムーズに行われているとき」です。

  • 「身体が軽い」=「効率良くエネルギー(ATP)を産生できている」=「代謝がスムーズに行われている」

この状態では、より少ない酸素の供給で普段と同じレベルの運動ができますし、さらに強度の高い運動に挑戦する余裕も生まれます。

つまり、試合で最高のパフォーマンスを発揮できる状態というわけです。

もし、この状態を意図的に作り出して、常にこの状態でいられたとしたら、スポーツを今よりもっと楽しめると思いませんか?

もっとたくさん、もっと質の良い練習や筋トレができると思いませんか?

チームメイトやライバルに差をつけることができると思いませんか?

あなたの身体能力を上げるためにあなたが最初にやるべきことは、「あなたの身体のエネルギー産生を最適化する」ことだとおわかりいただけたと思います。

というわけで、この記事では、身体能力を上げるためのはじめの一歩目として、あなたの身体のエネルギー(ATP)産生を最適化する具体的な方法を紹介します。

あなたの身体能力を最大化する具体的な方法【ステップ1:エネルギー(ATP)産生を最適化する】

エネルギー(ATP)産生を最適化するために、あなたがしなくてはいけない4つのこと

  1. 代謝を進める「酵素」の労働環境を最適化する
  2. アドレナリンの材料を補給する
  3. 糖質の摂取を制限する
  4. テストステロンを増やす

早速、順に見ていきましょう。

1. 代謝を進める「酵素」の労働環境を最適化する

アリが仲間と力を合わせて大きな石を運んでいるところ
ここで僕が言う「酵素」は、酵素ドリンクやスムージー等で補うことができるものではありません。

「酵素」は、エネルギー(ATP)の産生、筋肉や中性脂肪の合成・分解など、体内の化学反応(代謝)を進める能力を持ったたんぱく質で、僕たちが生きる上で絶対に欠かせないものなので、体の中で作られています。

この酵素がきちんと働いていれば、代謝がスムーズに行われ、十分なエネルギー(ATP)を得ることができ、「身体が軽い」と感じることができるはずです。

反対に、「身体が重い」と感じるときは、酵素がきちんと働いていないときです。

では、どうすれば酵素に最高のパフォーマンスを発揮させることができるのか?

もうおわかりですね。

酵素の労働環境を最適化してあげればいいのです。

酵素の労働環境を最適化するためにあなたがしなくてはいけない3つのこと

  1. ビタミンB群の補給
  2. ミネラルの補給
  3. 水分の補給(水がベスト)

「ビタミンやミネラルをしっかり摂りましょう」というのは、酵素が働くためにビタミンB群ミネラルが必要だからです。

「水を飲まないと死ぬ」「こまめな水分補給が大事」というのも、水分がないと酵素が活動できなくなるからです。

また「水を飲むだけで基礎代謝が上がる」というのも水を飲むことによって代謝を促進する酵素の労働環境が改善されるためです。

その他にも、「体温約35〜40℃」「体液のpHが7付近」など、酵素が活動しやすい条件はありますが、これらは(1〜3を満たして)あなたの体が健康であれば自動的に調整されるので、とくに気にする必要はありません。

2. アドレナリンの材料を補給する

青空を背景にシェーカーを持って微笑む若く美しいフィットネスウーマン
上の3つの課題をすべてクリアして、酵素の労働環境が最適化されていれば、たんぱく質を摂取するだけでドーパミンやアドレナリンといった身体からエネルギーを引き出してくれる神経伝達物質を作ることができます。

アドレナリンが作られるまでの過程

  • チロシン→ L-DOPA→ ドーパミン→ ノルアドレナリン→ アドレナリン

チロシンは、必要に応じて体内で生成される非必須アミノ酸のひとつですが、食事やサプリで摂取することももちろん可能です。

摂取量が多ければ多いほどドーパミンやアドレナリンが多く作られるというわけではないですが、ある程度までは増やすことができ、体に蓄えられたグリコーゲンや中性脂肪からエネルギー(ATP)を引き出してくれます。

また、ドーパミンには「やる気・モチベーションを高める効果」「筋肉の反応速度を上げる効果」があり、アドレナリンには「身体機能や筋力を上げる効果」「集中力・記憶力・判断力を上げる効果」もあるので、スポーツだけでなく勉強においても意識的に活用したい神経伝達物質です。

3. 糖質の摂取を制限する

低炭水化物ダイエット
酵素の労働環境を最適化し、たんぱく質の摂取によって十分なアドレナリンを作ることができたとしても、糖質を摂取してしまっては台無しです。

糖質を摂取することの主な問題点

  • ビタミンB群やマグネシウムが糖質の処理のため使い尽くされる
  • ドーパミンやアドレナリンが減少する
  • 中性脂肪の合成が促進され、分解が進まない
  • 糖質から作れるエネルギー(ATP)は、脂肪酸から作れるエネルギー(ATP)の3分の1

とどのつまり、上記の1と2は、体内の中性脂肪を分解して得られる脂肪酸を筋肉のエネルギー源として使うためにクリアしなければならない条件なのです。

難しい話は抜きにして簡単に言うと、グルコース(糖質)1分子から得られるATPが32個なのに対し、脂肪酸から得られるATPは106個とグルコース(糖質)の約3.3倍なので、これをエネルギー源にしない手はないというわけです。

糖質を摂取してしまうと、酵素が働くために必要なビタミンB群マグネシウムが糖質の処理のために使い尽くされてしまい、たんぱく質を補ってもドーパミンアドレナリンといった神経伝達物質が作られなくなり、中性脂肪の分解が進まないばかりか、過剰の糖質を中性脂肪として合成する代謝が進んでしまうのです。

  • × エネルギー源(糖質)の補給
  • ○ 体の中にあるエネルギー源(脂肪酸)を使う

これだけで今までの3倍のエネルギー(ATP)を使えるようになるわけなので、運動前や運動中の糖質摂取は控えるようにしてみてください。

糖質を摂取するのは、運動後です。

使い尽くしたグリコーゲンを補給するために摂取するのが良いと思います。

4. テストステロンを増やす

高負荷のバーベルスクワットをする男性アスリート
oooooooo

男性ホルモンの代表、テストステロンがエネルギー(ATP)産生においても重要な理由

  • 中性脂肪を分解してエネルギー(ATP)を引き出す代謝を促進する
  • テストステロンが増えれば増えるほど、エネルギー産生工場であるミトコンドリアの数も増える

通常テストステロンの分泌は、20才までにピークを迎えます。

これが、元気で活発な中高生の男子が多い主な理由だと思います。

ただ、このテストステロンは、誰でもしがちなちょっとした悪習慣が原因で簡単に減ってしまうので、気をつけましょう。

テストステロンを減らす悪習慣ワースト3

  1. 就寝前のスマホ
  2. エロ(ポルノ)観賞
  3. 射精(オナニー)

これら3つの悪習慣がテストステロンを減らす理由は、すべて睡眠の質を著しく損なうからです。

射精は直接テストステロンを減らす行為でもありますが、覚醒作用のあるコルチゾールが分泌されるので、就寝前にすると寝つきも悪くなります。

テストステロンは夜間、就寝中に最も分泌されます。

また、成長ホルモンも同じ時間帯に最も分泌されるので、運動後の体の回復成長期における身長の伸びといった恩恵を最大限に享受するためにも、良質の睡眠は絶対不可欠です。

睡眠の失敗は、エネルギー(ATP)産生を促す代謝にも直接悪影響を与えるので、あなたの努力のすべてを台無しにします。

詳しくは、僕の別記事【オナ禁】オナニーで生産性が下がる本当の理由をお読みください。

テストステロンを増やす方法は努力せず簡単にテストステロンを増やす方法15選を参考にしてみてください。

まとめ

崖の上で日の出を眺める男
oooooooo

身体のエネルギー(ATP)産生を最適化する流れ

  1. 糖質の摂取を制限する
  2. 酵素の労働環境を最適化する
  3. アドレナリンの材料を補給する
  4. テストステロンを増やす
  5. 体の中の中性脂肪の分解を促進
  6. 脂肪酸からグルコース(糖質)の3倍のエネルギー(ATP)を作る

いかがでしたか?

これによって、あなたのエネルギー(ATP)産生は最適化され、かつてないほど軽く、力強く動く身体を手に入れることができると思います。

そして、かつてないほど動く身体で何をするのかは、あなた次第です。

ただ、この記事に書かれている全てを実行した後で、もし、まだあなたがエネルギーの問題を抱えているとしたら、あなたからエネルギーを奪っている物質があるかもしれません。

ちょうど「小麦」が僕からエネルギーを奪っていたように。

グルテンフリーは、はじめの一歩としてオススメです。

おまけ

プロテインの容器を片手で持ち上げるフィットネスウーマン
エネルギー(ATP)産生を最適化するために必要な栄養素「ビタミンB群」「ミネラル」「たんぱく質」は、サプリで補給するのがオススメです。

「栄養は食事で摂りましょう!」というステレオタイプのアドバイスは基本的には正しいと思いますが、スポーツで使えるエネルギー(ATP)を作るためにはあまり理想的ではありません。

エネルギー(ATP)産生を最適化するために必要なビタミンB群やミネラル、たんぱく質を食事だけで補うことの問題点

  • たくさん食べなければいけない
  • 消化に時間がかかる
  • 消化にエネルギー(ATP)が使われる
  • お金がかかる
  • 総じてコスパが悪い

酵素の労働環境を最適化するために必要なビタミンB群ミネラル、たんぱく質を一番効率良く摂取できる食材は、牛肉・牛レバー、猪肉、サバ、マグロなどです。

サプリを選択しない場合、どれかを選んで食べることになると思いますが、残念ながら、どれであっても酵素の労働環境を最適化するだけのビタミンB群ミネラルを得ることはできません。

たくさん食べれば消化に時間もかかりますし、お金もかかります。

それだけでなく、消化自体にもエネルギー(ATP)が使われてしまいます。

「エネルギーを作るためにエネルギーを使う」というのは、体の中で実際に起こることですが、可能な限りエネルギーの無駄遣いは避けたいですよね。

サプリを使うという選択

サプリでこれらの栄養を補給することで、上記の問題をすべて解決できます。

当然サプリもピンキリですが、ちゃんとしたものを選べば、消化スピードも、栄養の吸収率も、肉や魚を食べるよりも圧倒的に優れているので、運動前や運動中の栄養補給はサプリで行うのがベストだと思います。

「どんなサプリを選べば良いのかわからない」という人のために、僕が使っているサプリのリンクを下に張っておきますので、参考にしてみてください。

僕が使っているサプリ

ビタミンB群(ビタミンBコンプレックス)

砂糖が入っていますが、僕イチオシのビタミンBコンプレックスです。とにかく吸収率抜群です。

[お試しサイズ(240ml)]
Nature’s Answer, Liquid Vitamin B-Complex, Great Tasting Tangerine , 8 fl oz (240 ml)

[お得な大容量(480ml)]
Nature’s Answer, 液体ビタミンB-複合剤、 自然なタンジェリンフレーバー、 16液量オンス (480 ml)

ミネラル

液体タイプのマグネシウムを豊富に含んだミネラルで、こちらも吸収スピードに優れています。
Trace Minerals Research, ConcenTrace, Trace Mineral Drops, 8 fl oz (237 ml)

プロテイン

コラーゲンプロテインなので、コーヒーやスープなど熱いものに溶かすこともできます。乳糖を含まないので、乳糖をうまく消化できない人にもオススメです。
BULLETPROOF グラスフェッド・コラーゲンプロテイン

参考書籍

「代謝」がわかれば身体がわかる

超 筋トレが最強のソリューションである 筋肉が人生を変える超科学的な理由

脳を最適化すれば能力は2倍になる

HEAD STRONG シリコンバレー式頭がよくなる全技術

インターネットポルノ中毒

※当ホームページに掲載されている情報の正確性については万全を期しておりますが、運営者(Yujiro)は利用者が当ホームページの情報を用いて行う一切の行為について、何らの責任を負うものではありません。
「なんでやねん」という方はこちらをお読みください。

About me!


2006年(20才):タスマニアでダンクに挑戦(筋トレ&プライオメトリクス)→ 挫折

2009年(23才):パン屋で働き始める。

2010年(24才):慢性的な肩凝り・首凝り・腰痛が悪化。

2012年(26才):あがり症の治療のため精神科へ行き、うつになる。

2016年(30才):ハンブルクでダンクに挑戦(筋トレ&プライオメトリクス)→ 挫折

同年末:グルテンフリーを始めてみる。

2017年(30才):グルテンフリーを始めて3週間後、バスケ中に人生初のZONE体験。その後、寿司屋のキッチンで2度目のZONE体験。

2018年(31才):帰国。荷揚げ屋として働き始める。

2021年12月9日(35才):何度も挫折したデュアルNバック(DNB)に再挑戦。

2022年(36才):レベル上限なしのDNBアプリ開発開始。

僕のミッション:DNBで人生を変えられると証明すること。

プロフィール詳細

Copyright - Minimal, 2019 All Rights Reserved.

Secured By miniOrange