【寒冷療法】脳と体の疲労回復を最速で実現する方法
SLEEP TESTOSTERONE エネルギー(ATP) ダイエット
- 最近あまり元気がないと感じている。
- しっかり寝ても疲れがとれない。
- 活動量が減ったせいか少し太った。
- 肩凝り・腰痛・関節痛など体に痛みがあってツライ。
- 寝つきが悪い。
- 休憩時間でもあまりリラックスできない。
- ストレスがうまく発散できずに貯まってしまっている。
- 痩せたいけど、運動する時間も気力もない。
- 休日も朝から元気に活動したい。
- 単純にもっと健康的になりたい。
朗報です。こんな悩みをすべてまとめて解決する1つの方法があります。
それが「寒冷療法」です。
本記事の内容
- 寒冷療法で得られる11のメリット
- 寒冷療法のやり方
- 注意すべきこと
- まとめ
ども、バイオハッカーのYujiroです。
今から約5年前、グルテンフリーで身体の力を取り戻し、2度完璧なZONE(ゾーン、フロー)に入ったことをきっかけに、自身の日々のパフォーマンス(生産性)を科学的に最大化する方法(=バイオハック)を研究しています。
当サイトにおける【コスパ最強のバイオハック】認定条件
- お金が(ほとんど)かからない
- パフォーマンス爆上がり
という2つの条件を満たした、もはややらなきゃ損しかしないバイオハックのことです。
今回は、その中の1つ「寒冷療法」について紹介します。
寒冷療法で得られる11のメリット
「コレも、コレも・・・おお、こんなことまで!これでオレもついにアベンジャーズにスカウトか!?」
- 脂肪の分解が促進される
- テストステロンが増える
- 成長ホルモンが増える
- ミトコンドリアの機能が改善される
- 甲状腺の機能が改善される
- インスリン感受性が高まる
- オートファジー(自食作用)が促進される
- グルタチオンが増える
- 迷走神経の機能が改善される
- 体内の炎症が減る
- 痛みが緩和する
コレ、すべて科学的根拠によって認められている寒冷療法の効果です。
早速ざっくり解説していきます。
1. 脂肪の分解が促進される、 2. テストステロンが増える、 3. 成長ホルモンが増える
体温を強制的に下げると、体は熱を発するように強いられます。
これを「産熱(熱発生)」と言い、体の中で以下の反応が起こります。
- 脂肪の分解が促進→タンパク質が放出される→筋肉中のグリコーゲンが使い果たされる→テストステロンと成長ホルモンが増える
これによって、
- 痩せる
- エネルギー(ATP)産生能力UP
- やる気・モチベーションUP
- ダメージからの回復スピードUP
- 睡眠の質UP
- 集中力・記憶力UP
- 決断力・判断力UP
- 男としての魅力(モテ度)UP
など、様々な効果が期待できます。
「産熱(熱発生)による脂肪分解効果」と「テストステロンが増えることによる脂肪分解効果」が合わさることで、痩せながら元気になる(=多くのエネルギーを得る)ことができるわけです。
また、テストステロンを増やすことで得られるメリットは非常に多く、僕の別記事努力せず簡単にテストステロンを増やす方法15選で紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
4. ミトコンドリアの機能が改善される
細胞のエネルギー産生工場であるミトコンドリアの機能が改善されることによって、体のエネルギー(ATP)産生能力が向上し、痩せながらより精力的に活動できるようになります。
5. 甲状腺の機能が改善される
甲状腺機能の改善も、脂肪分解促進およびエネルギー(ATP)産生能力の向上に繋がります。
6. インスリン感受性が高まる
細胞のインスリン感受性が高まることで、処理できる糖質の量が増え(血糖のコントロールが改善)、糖質摂取時におけるエネルギー(ATP)産生能力が向上し、糖尿病の罹患リスクが低減します。
7. オートファジー(自食作用)が促進される
オートファジー(自食作用)は、「古く傷つき効率の悪くなった細胞を分解し、新しく効率の良い細胞を育む材料にする」という体に備わっている機能です。
体温を強制的に下げることによって、オートファジーも促進されます。
8. グルタチオンが増える
グルタチオンは体が生産する最良の抗酸化物質です。細胞の酸化を防止することで、ダメージや老化を予防する効果が期待できます。
9. 迷走神経の機能が改善される
迷走神経の機能が改善されると副交感神経系の機能が改善されます。
これによって、自律神経やホルモンバランスが改善され、安静時における疲労回復能力が向上します。
リラックスしやすくなり、寝つきも良くなるため、睡眠の質の改善も期待できます。
10. 体内の炎症が減る、 11. 痛みが緩和する
体の炎症が減ることで、肩凝り・腰痛・関節痛などの痛みの緩和が期待できます。
このような痛みは、糖質の過剰摂取が原因となっている可能性が大いにあり、寒冷療法によるインスリン感受性を高める効果と合わせて、糖質を処理する能力が上がり、大きな改善が得られるかもしれません。
また、炎症は慢性疲労や思考の靄(モヤ)などの原因になっている可能性が高いので、活力を取り戻すきっかけにもなりそうです。
寒冷療法のやり方
この記事を執筆するにあたり参考にした書籍『HEAD STRONG シリコンバレー式 頭がよくなる全技術』によると、約15℃の冷水に30秒浸かるだけで、産熱(熱発生)を促し、上記のような寒冷療法の恩恵を享受することができるとのこと。
本書では、
- 冷水に30秒浸かる
- 冷水シャワーを1分浴びる
- 5〜10分氷水に顔を浸す
という3つの方法で寒冷熱を発生させることができると示されています。
凍傷になるリスクを冒して、氷を浮かべたお風呂に浸からなくても良いというのは朗報ですね。
注意すべきこと
ただし、「真冬の冷水(15℃以下)をいきなり浴びる」など、いきなり極端な方法を採用すると、体の抵抗力を弱め、かえって健康を害してしまうので注意が必要です。
僕は冬、起床直後に冷水シャワーを浴びたことがあるのですが、その時はくしゃみと鼻水が止まらなくなり、あっという間に風邪をひいてしまいました。
それ以来、朝に冷水シャワーを浴びることはやめ、体温が十分上がった午後に浴びることにしました。
というわけで、「洗面器に張った氷水に顔を浸す」など軽めの方法から始め、体の反応を見つつ徐々に強度を上げて行くことをオススメします。
まとめ
いかがでしたか?
- 痩せる
- エネルギー産生能力UP
- やる気・モチベーションUP
- 脳や体の 抗酸化・抗炎症能力UP
- ダメージからの回復スピードUP
- 痛みの緩和
- ストレス耐性UP
- 糖尿病やアルツハイマー病のリスクDOWN
- 睡眠の質UP
などなど、ただお風呂の終わりに冷水シャワーを1分浴びるだけでコレだけの効果が得られるのが寒冷療法です。
僕が寒冷療法を【コスパ最強のバイオハック】に認定する理由がおわかりいただけたと思います。
真夏のうちは、寒冷熱を発生させるほど水が十分冷たくないので、冷水シャワーを浴びたとしても寒冷療法の恩恵を享受することは叶いませんが、冬であれば申し分のない冷たさ(15℃以下)になります。
ただ、冬の冷水をいきなり浴びるのは、体の抵抗力を弱め、逆に健康を害する行為となってしまうのも事実です。
というわけで、水の温度がまだそれほど低くない、今のうち(秋)に始めて体を徐々に慣らしていくのがオススメです。
寒冷療法を毎日の習慣にして、今年の冬は、例年よりもエネルギッシュに活動しましょう!
参考書籍
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「なんでやねん」という方はこちらをお読みください。
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