ZONEHACKERS' LAB Written by Yujiro

[DNB]デュアルNバック挑戦の記録[2024年8月]

脳トレ

僕が2021年12月9日から毎日30分挑戦しているデュアルNバック(DNB)という脳トレの2024年8月の記録をまとめてみた。

この記事はこんな人にオススメ

  • 僕!
  • 本気でDNBに挑戦している人!
  • または、変人の生態を研究している変人

本記事の内容

  • DNB挑戦の総括(全期間)
  • DNB挑戦の記録[2024年8月]
  • 月間平均Nレベルの推移(全期間)
  • 8月の結果とその考察

デュアルNバック挑戦の総括(全期間)

期間: 2021年12月9日〜2024年8月31日(997日間)
連続挑戦日数: 997日(+31日)
総挑戦回数: 22,082回(+360回)
総挑戦時間: 507時間32分(+16時間9分)

(嘘だと思うならXで僕の投稿を確認してみて!挑戦を開始した2021年12月9日まで、997日分の挑戦結果報告を遡れるよ!まあ、証拠としては不十分だし、信じてもらいたいわけでもないけれど)

使用アプリは自作のDNBアプリ『DNB Limitless』(2022年7月3日から使用開始)
このアプリの仕様については、こちらの記事をどうぞ。
[DNB]デュアルNバック挑戦の記録[2022年7月]

DNB挑戦の記録[2024年8月]

[DNB]デュアルNバック挑戦の記録[2024年8月]

期間: 2024年8月1日〜8月31日(31日間)
使用アプリ: DNB Limitless(自作のDNBアプリ)
挑戦回数: 360回[11.61回/日](-0.42回/日)
挑戦時間: 16時間9分[31.26分/日]
月間平均Nレベル: 40.54(+1.33)
1日あたり最高平均Nレベル: 46.70(-0.30)
1日あたり最低平均Nレベル: 34.77(+0.48)
最高Nレベル: N=47[正答率89%](+0)

※()の中は7月(前月)との比較。

月間平均Nレベルの推移(全期間)

期間 期間平均 1ヶ月の平均
2022年7月3日〜17日(15日間) 10.89
7月17〜31日(15日間) 11.01(+0.12) 10.92
8月1〜16日(16日間) 11.05(+0.04)
8月16〜31日(16日間) 11.85(+0.80) 11.45(+0.53)
9月1〜15日(15日間) 11.92(+0.07)
9月16〜30日(15日間) 12.05(+0.13) 11.99(+0.54)
10月1〜16日(16日間) 11.60(-0.39)
10月16〜31日(16日間) 13.04(+1.44) 12.37(+0.38)
11月1〜15日(15日間) 13.23(+0.19)
11月16〜30日(15日間) 13.52(+0.29) 13.37(+1.00)
12月1〜16日(16日間) 14.87(+1.35)
12月16〜31日(16日間) 15.57(+0.70) 15.22(+1.85)
2023年1月1〜16日(16日間) 17.69(+2.12)
1月16〜31日(16日間) 17.68(-0.01) 17.69(+2.47)
2月1〜14日(14日間) 18.74(+1.06)
2月15〜28日(14日間) 20.67(+1.93) 19.71(+2.02)
3月1〜16日(16日間) 17.95(-2.72)
3月16〜31日(16日間) 19.57(+1.62) 18.83(-0.88)
4月1〜15日(15日間) 21.01(+1.44)
4月16〜30日(15日間) 21.66(+0.66) 21.34(+2.51)
5月1〜16日(16日間) 22.70(+1.04)
5月16〜31日(16日間) 22.37(-0.33) 22.52(+1.18)
6月1〜15日(15日間) 22.30(-0.07)
6月16〜30日(15日間) 27.80(+5.50) 25.05(+2.53)
7月1〜16日(16日間) 25.35(-2.45)
7月17〜31日(15日間) 25.08(-0.27) 25.22(+0.17)
8月1〜16日(16日間) 26.67(+1.59)
8月17〜31日(15日間) 29.06(+2.39) 27.83(+2.61)
9月1〜15日(15日間) 28.21(-0.85)
9月16〜30日(15日間) 25.62(-2.59) 26.92(-0.91)
10月1〜16日(16日間) 31.85(+3.64)
10月17〜31日(15日間) 34.23(+2.38) 33.00(+6.08)
11月1〜15日(15日間) 33.66(-0.57)
11月16〜30日(15日間) 18.30(-15.36) 25.98(-7.02)
12月1〜16日(16日間) 24.48(+6.18)
12月17〜31日(15日間) 19.39(-5.09) 22.02(-3.96)
2024年1月1〜16日(16日間) 23.808(+4.418)
1月17〜31日(15日間) 24.289(+0.481) 24.05(+2.03)
2月1〜15日(15日間) 28.50(+4.211)
2月16〜29日(14日間) 25.352(-3.148) 26.98(+2.93)
3月1〜16日(16日間) 28.50(+3.148)
3月17〜31日(15日間) 26.09(-2.41) 27.33(+0.35)
4月1〜15日(15日間) 26.369(+0.279)
4月16〜30日(15日間) 28.521(+2.152) 27.45(+0.12)
5月1〜16日(16日間) 37.003(+8.482)
5月17〜31日(15日間) 33.995(-3.008) 35.55(+8.10)
6月1〜15日(15日間) 32.027(-1.968)
6月16〜30日(15日間) 31.532(-0.495) 31.78(-3.77)
7月1〜16日(16日間) 36.938(+5.406)
7月17〜31日(15日間) 41.628(+4.690) 39.21(+7.43)
8月1〜16日(16日間) 39.50(-2.128)
8月17〜31日(15日間) 41.65(+2.15) 40.54(+1.33)

8月の結果とその考察

8月の結果とその考察
さて、上記結果報告をご覧いただければわかるように、8月も7月に続いて月間平均Nレベルの自己ベストを更新した。初の月間平均Nレベル40超えである。もっとも、僕が自らに課しているノルマが30分/日という「時間基準」のため、Nレベルの上昇に伴い、1回あたりの挑戦時間が長くなり、ノルマ達成までに必要な1日あたりの挑戦回数が減少しているので、挑戦開始から現在までの平均Nレベルを全て一律で扱うことはできないけれど。1日あたり挑戦回数の減少に伴い、今後ますます平均Nレベルを出す意義は薄れていくだろう。(一応、1回あたり挑戦時間という重み付きの加重平均ではあるけれど)

挑戦開始当初はNレベルの成長速度(つまり、DNBで鍛えられる神経回路の成長速度)に何らかの法則みたいなものが存在すると考えていたけど、「毎日30分のDNB以外の内外からの脳への刺激」を一定に保つことは事実上不可能であり(そもそもDNBによる刺激も一定ではないと思われる)、コレがDNBにおける成長を大きく左右する要素であることが経験的にようやくわかったので(ある栄養素が不足していれば6ヶ月間も自己ベストを更新できなくなる)、一応今後も「現在の自分のパフォーマンスと自己ベストとの距離」を把握するための指標およびその距離の記録として活用することにはなるけれど、やはりその意義は薄れていくと思われる。

つまり「Nレベルの自己ベストさえわかっていればいいんじゃね?」という僕より賢いDNB戦士のツッコミに対して「ま、まあ、毎日挑戦してるって記録があるとさ、それがモチベーションになるしぃ〜・・・」という苦し紛れの言い訳を返すのが精一杯、というわけだ。僕のこの情けない姿勢にインスパイアされた方は、ぜひ真似してみてほしい。何か開ける悟りがあるかもしれない。

とまあ、冗談はさておき、最高Nレベルの自己ベスト更新は果たせなかったものの8月も月間平均Nレベルの自己ベストを更新できた理由は、8月にも新たな発見があったからだ。そしてこの発見は、もし僕の仮説が真であるならば、今後の僕のDNBの挑戦において革命的な影響をもたらすかもしれない。そう思えるほど、少なくとも僕にとっては非常に興を唆られる発見だ。

8月の平均Nレベル/日

  1. (木):46.70 [13]
  2. (金):45.50 [0]
  3. (土):42.45 [1]
  4. (日):37.67 [2]
  5. (月):34.77 [3]
  6. (火):35.85 [4]
  7. (水):36.77 [5]
  8. (木):38.92 [6]
  9. (金):40.25 [7]
  10. (土):40.67 [8] お盆休み開始
  11. (日):40.00 [9]
  12. (月):41.18 [10]
  13. (火):39.17 [0]
  14. (水):35.69 [0]
  15. (木):37.08 [1]
  16. (金):39.33 [2]
  17. (土):40.25 [3]
  18. (日):42.73 [4] お盆休み終了
  19. (月):42.36 [5]
  20. (火):42.09 [6]
  21. (水):42.64 [7]
  22. (木):44.64 [8]
  23. (金):43.36 [9]
  24. (土):42.18 [10]
  25. (日):39.75 [11]
  26. (月):41.09 [12]
  27. (火):41.36 [13]
  28. (水):41.00 [14]
  29. (木):41.55 [15]
  30. (金):40.00 [16]
  31. (土):39.75 [17]

7月30日(火)に初めてN=47に到達し、翌日31日(水)にN=47において10回の防衛に成功(正答率75%以上90%未満を維持)。さらに翌日8月1日(木)も1日あたり平均Nレベル46.70と前日とほぼ同等のパフォーマンスを維持した。

しかし、8月2日(金)からスコアが大きく崩れ始めた。2日はN=46→N=44。3日(土)はN=44→N=40。4日(日)はN=40→N=36。5日(金)にはN=36→N=33。1日(木)もN=47→N=46だったので、この日から数えれば8月開始早々5日連続でNレベルが文字通りの右肩下がり。

この急降下は明らかに不自然。当然、何かしらの理由がある。間違いなく僕が何らかのミスを犯したのだ。

というわけで、いつも通り日記を遡って原因を探求。しかし当然、栄養の補給ルーティンに不備は無い。コレに不備があれば即座に気づくし、そもそも容疑者がハッキリしてるならNレベルの急降下を不自然だとも思わない。

よって、僕の取るに足らない脳みそが疑いをかけたのは「ニコチンの過剰摂取」。こいつは今まで幾度となく容疑をかけられてきたにも関わらず証拠不十分で逮捕を免れてきた曲者だ。しかし、今度という今度は他に疑わしい要素は無い。そういえば、N=47に到達する直前に約3日間のニコチン切れを起こしていたし、それがN=47へ至るために必要な条件だったとしたら、こいつを疑わない方が不自然だ!そんなわけで、「ついに追い詰めてやったぞぉ〜、ゲヘヘ!!」と、いつも通りの卑猥な笑みを浮かべて僕は自身に「ニコチンの摂取量制限」を課すことに。

N=33まで降下した5日(月)の翌日6日(火)のニコチン摂取量を普段の半分以下の24mgに抑えたところ、同日の挑戦においてN=37まで回復。さらに翌日7日(水)にも30mgに抑え、N=38まで上昇。続く8日(木)も30mg、N=39と1レベル上昇し、1日あたり平均Nレベルも38.92まで回復。9日(金)には42mgまで摂取量を増やしてしまったけど、N=41まで上昇。ニコチン摂取量制限を設けた6日から9日までの4日間、スコアは右肩上がりの回復を見せた。

しかし、続く10日(土)にはN=41→N=38まで降下。ニコチンの摂取量は41mg。よって、僕はコレを「ニコチンによるNレベル低下が起こる量」、つまり「過剰摂取との閾値」だと考えた。そこで僕は、翌日11日(日)のニコチン摂取量をわざと増やしてみた。60mg。この日の1日あたり平均Nレベルは40.00。僅かながら前日よりも低い数値を示した。コレによって「ニコチンの過剰摂取がNレベル低下の一因」説の信憑性が高まったので、翌日12日(月)からニコチン断ちを決行。(ニコ中がニコチン断ちをするには強い動機が必要だ!)11日の夜から14日(水)11時43分まで62時間9分のニコチン断ち。ニコチン断ち2日目となる13日(火)の挑戦においてNレベルはN=36まで降下した。(いぇ〜い、僕の『インディスペンサブルズ』!!)

「ニコチン摂取を再開すればスコアが回復するだけじゃなく、また自己ベスト更新できるはず!」と、僕にとって大変都合の良い期待を抱いて断腸の思いで(ニコ中)決行したニコチン断ち。当然、ニコチン摂取再開後のスコアには期待していたのだけれど、14日の平均Nレベルは35.69。レベルが上がるどころかN=36→N=35へ降下してしまったのだ!WHY!?コレには普段お釈迦様も感心するくらいの平静を保ってる僕もキレて、本当に久しぶりにスマホをぶん投げたくなっちゃった。(※初見の方へ:この著者はバカと中二病とアタオカを患っています。)

でも、翌日15日(木)から18日(日)まで1日あたり平均Nレベルは右肩上がり。だから「やっぱりNレベルの低下の原因はニコチンの過剰摂取じゃね?」と早々に結論づけて、此度の「Nレベル急降下事件」の幕としたい気持ちは多分にあったけれど、もちろん自己ベストであるN=47に届かない以上そうするわけにはいかない。「Nレベル急降下事件」から「ニコチン冤罪事件」を産み出すわけにはいかないのでありんす。

ニコチン摂取再開3日目の16日(金)には、すでに僕が違和感を覚えていたことが日記に記されている。

違和感の正体は「自己ベストとの距離」だ。ニコチンには即効性があり、摂取再開直後にニコチン断ちによって低下したNレベルの回復が起こることは経験的にわかっている。でも今回は、摂取再開直後15日(木)の挑戦においてNレベルは回復するどころか僅かに低下し、続く16日(日)の挑戦においても一時的にN=41まで回復したものの最終的にはN=39まで低下。この時点における自己ベストがN=47であることを考慮に入れると、此度のNレベル急降下事件の犯人を「ニコチンの過剰摂取」と断定するのは無理があるように思われる。ニコチン摂取再開という刺激に対する反応が明らかに鈍いのだ。「ニコチンの過剰摂取」が原因じゃないなら一体何が?ここでようやく別の容疑者が浮上する。

それは「テストステロン不足」。

ここまでの試行錯誤から「ニコチンの過剰摂取が此度のNレベル急降下事件の犯人じゃない」という新たな仮説が生まれた。そして、この仮説を真だと仮定して「じゃあ、他に疑わしいやつって?」という問いと共に再び日記をNレベルが急降下し始めた8月2日(金)まで遡ると、ソイツがいた。僕の目に留まった文字は「射精」の2文字。その右隣りにはご丁寧に「(2週間振り)」とブサイクな字で書かれている。(念のため言っておくけど、僕は大真面目だ)

こんなイカレた記事をわざわざ読みに来てくださる方なら、これだけで僕が何を言おうとしているのか大方の察しがついたかもしれない。でも、そうじゃない可能性が1フェムト%くらいはあると思うので、魔人ブウを倒すために悟空が作った元気玉を真似して全宇宙の生物たちから親切心を根こそぎかき集めて説明してみようと思う。(全宇宙が納得できる目的が無いのでこの行為の正当化はムリだけど僕は自己中なのでゴメン)

「オナ禁」という言葉をご存知だろうか?「オナニー(自慰行為)」を「禁じる」ことを意味する言葉だ。つまり、「射精をしない」というルールを自分に課すことを指している。

「そんな自虐に一体どんな意味があるの?」という疑問を抱くほど心の清い方がこんなこの世の終わりみたいなところにいらっしゃるとは思えないけど、一応先ほどかき集めた親切心の残りを使って説明すると、「オナ禁を続けるとモテる」という説がこの世には存在していて、これを「意識高い系非モテ陰キャの一部が金科玉条のごとく信じている」って感じになる。無論、僕もその1人であったのだが、まあ都市伝説だ(断定)。興味がある非モテ陰キャという属性のある方はぜひ「オナ禁」でググってみてほしい。そこは金科玉条にしたくなるほどの希望の光に満ちているはずだ。

ただ、一応これに関する研究報告もあって、それによると「オナ禁7日目に血中テストステロンレベルが最大となる」ことが示唆されている。このテストステロンレベルの上昇が「モテる=女性に魅力的に映る」の根拠の基礎となっているようだ。ただ、「7日目に最大」からわかるように、この増加は一時的なもので、それ以上オナ禁を続けてもこれ以上の増加は見られなかったとのこと。

「オナ禁によってテストステロンレベルが上昇しモテるようになる」という説に生物学的な理由を求めるなら、「セックスのチャンスを得られない哀れなオスへの束の間のギフト(神様からの粋な贈り物)」って感じになるかな?コルチゾールレベルとテストステロンレベルは逆相関関係にあり、射精直後コルチゾールレベルの増加に伴いテストステロンレベルは低下する。つまり、セックス(射精)した直後のイケメンよりオナ禁してるブサメンの方が性的に魅力的に映る束の間(エンペラー・タイム)ができる、ってわけだ。

でもまあ、DNBの挑戦において重要なのはこの都市伝説(断定)の方じゃなくて、「オナ禁によってテストステロンレベルが上昇する」や「射精によってテストステロンレベルが低下する」といった知見の方だ。テストステロンが認知機能(特に集中力、記憶力、情報処理速度など)にポジティブな影響を与えることは書籍などで学習した。逆に言えば、「テストステロンレベルの低下は認知機能にネガティブな影響を及ぼす」ってことになる。そして、射精後にテストステロンレベルは低下する。

これを踏まえて、「栄養の補給に不備は無かった」という事実と「ニコチンの過剰摂取は此度のNレベル急降下事件の犯人じゃない」という仮定と共に事件が発生した日まで時間を遡ると・・・
ヴォワラ!新たな容疑者「射精(2週間振り)」とのご対面だ!

ここまでの僕の仮説をまとめると以下のようになる。

  1. 「オナ禁すればモテる」は都市伝説(断定)。
  2. 僕のテストステロンレベルと僕のNレベルには相関関係がある。
  3. オナ禁によって僕のテストステロンレベルは上昇する。
  4. 射精によって僕のテストステロンレベルは低下する。
  5. 故に「射精によって僕のNレベルも低下する」

ここで今一度上記「8月の平均Nレベル/日」をご覧いただきたい。平均Nレベルの右隣りに[ ]で囲われた数字があることに気づかれていたと思う。この数字が意味するのは「オナ禁○日目」である。[1]ならオナ禁1日目、[0]なら射精した日となる。非モテ陰キャを含め大衆受けの良くない属性を数多有するオッサン(38)の性事情などを知りたい変態が読者の中にいらっしゃるとは思わない(し、思いたくない)けど、それがどんなにおぞましく正視に耐えないものであっても、帰納的推論にはn=1の事実の積み重ねが必要なので、ぜひ一生に一度の背水の陣を敷いて読み進めていただきたい。

  • 7月28日(日):平均N43.82 [9日目] N=44、N=45と2レベル自己ベスト更新
  • 7月29日(月):平均N44.73 [10日目]
  • 7月30日(火):平均N46.40 [11日目] N=46、N=47と2レベル自己ベスト更新
  • 7月31日(水):平均N47.00 [12日目]
  • 8月1日(木):平均N46.70 [13日目]
  • 8月2日(金):平均N45.50 [射精日] 「Nレベル急降下事件」発生!

というわけで、新たな仮説を立てて調子に乗った僕は、8月17日(土)のXへの投稿で以下のような予言をした。

以下がその結果である。

  • 17日(土):40.25 [3]
  • 18日(日):42.73 [4] お盆休み終了
  • 19日(月):42.36 [5]
  • 20日(火):42.09 [6]
  • 21日(水):42.64 [7] 18日振りにN=44に挑戦
  • 22日(木):44.64 [8] 20日振りにN=45に挑戦
  • 23日(金):43.36 [9] 予言失敗!(自己ベスト更新ならず)
  • 24日(土):42.18 [10]
  • 25日(日):39.75 [11]
  • 26日(月):41.09 [12]
  • 27日(火):41.36 [13]
  • 28日(水):41.00 [14]
  • 29日(木):41.55 [15]
  • 30日(金):40.00 [16]
  • 31日(土):39.75 [17]

予言は見事失敗。「解像度の低い厨二予言」のサンプルとしてこれ以上のものは望めない。「こんな醜態を晒しておきながら正気を保っていられる秘訣を知りたい」という『進撃の巨人』のジャン・キルシュタインみたいな方がいらっしゃったら、ぜひ僕の記録記事を遡ってみてほしい。「醜態を晒すのは僕の日常の一部」ってことがおわかりいただけるだろう。おバカなヤツが自分に正直だとどうもこういう感じになってしまうようなので、あなたが哀れにも僕と同じ属性を有し、かつ他人の嘲笑を買いたくないなら、今このタイミングで僕という最高の反面教師に出会えた幸運に感謝してみてもいいかもしれない。(「僕」という刺激をあなたが内的にどう処理するかは完全にあなた次第だ!)

とまあご覧のように、予言は無様に失敗したわけだけど、ここから得られた学びもある。

まず、オナ禁7日目と8日目のNレベルが有意に高くなっている点だ。オナ禁7日目の8月21日(水)にはN=44に挑戦することができたけど、これは18日振りの出来事だった。さらに翌日オナ禁8日目の22日(木)には20日振りとなるN=45への挑戦を果たしている。つまり、「オナ禁9日目」というタイミングと「自己ベスト更新」という成果の予言には失敗したものの、予言に近いタイミングで予言に近い成果を得られたことは事実である。

そして、23日(金)以降のNレベルが再び元の水準に戻っていることも、「オナ禁7日目に血中テストステロンレベルが最大となる」という先の研究報告と「僕のテストステロンレベルと僕のNレベルには相関関係がある」という僕の仮説の信憑性を高めるものである、と言えるかもしれない。少なくともNレベル至上主義の僕にとっては、これらを真だと仮定して挑戦を続ける価値は十分にあるように思える。つまり、「意図的に7〜9日周期で自己ベスト更新を狙える日を作る」ということだ。

ここに今回の僕の発見の真価がある。

「僕のテストステロンレベルと僕のNレベルには相関関係がある」という僕の仮説が真であれば、「Nレベルがその時点における僕のテストステロンレベルを察する手段になる」というわけだ。テストステロンレベルの可視化。実際に自分の血中テストステロンレベルを測定しながらDNBに挑戦できたらもっと簡単にこの仮説の真偽を確かめられると思うけど、それは現状叶わないので、独断と大いなる偏見によって自分の仮説を真だと決めつけて、自分のテストステロンレベルをNレベルとして可視化する。これまで「Nレベルは自分の認知的パフォーマンスを測る指標」とか「自分のパフォーマンスをNレベルとして可視化する」とは言ってきたけど、それがもう少し具体的になったって感じかな?(『インディスペンサブルズ11』などの条件を満たしていることが前提だけど)

もちろん、テストステロンレベルを上げる方法はオナ禁だけじゃない。良質な睡眠、日光浴、筋トレ、寒冷療法(冷たいシャワーやアイスバス)、ビタミンD3や亜鉛などの栄養摂取。読書や瞑想などテストステロンレベルと逆相関関係にあるコルチゾールレベルを下げる(ストレス解消)習慣も有効だ。(相対的にテストステロンレベルが上昇しやすくなる)

ただ、僕はテストステロンレベルを常に高く保つためにこれらの習慣を身につけている。(最も重要だと思われる睡眠がボロボロだけど)それにも関わらず今回7日間や8日間のオナ禁によってNレベルの有意な上昇が観察できたということは、「オナ禁によるテストステロンレベルの上昇率がその他の習慣による上昇率を上回る」ということを示唆している可能性がある。もちろん、これらの習慣あってこその、このオナ禁による上昇率なのかもしれないけどさ!

僕は長いこと「毎週金曜日の夜にリセットする」ってことにしてたから、今までだいぶ損をしてたかもしれない。「曜日ごとの平均Nレベル」みたいなものを出せば、「金〜日曜日の平均Nレベルが顕著に低くなっている」などといった面白い発見があるかもしれない。(予めアプリに組み込んでおけば良かったけど、想像力が足りなかった。仮に想像力があったらそれを実現するスキルが足りなかったかもしれないけど、少なくともそれがあるかどうかは試せたのにさ。「想像力に制限される可能性」の具体例?)

ちなみに僕は童貞なので、この世に生を受けて以来今日まで僕がした全ての射精はオナニー(と夢精)によるものだ。つまり、風俗も未体験なので完全童貞ってことになる。38才で素人童貞といっても昨今それほど珍しくないのかもしれないけど、文字通り1度もセックスしたことが無い完全童貞となれば話は別だろう。

先天的に不能ってわけでもないし、同性愛者などセックスのチャンスが激減すると思われる特性を備えているわけでもない。僕は若くて可愛くておっぱいの大きい女性が好きな、石を投げれば当たるほどいる男の中の1人だ。テストステロンレベルを高める習慣のおかげで性欲も申し分ないし、夜間陰茎勃起現象(朝勃ち)が激し過ぎて目が覚めることもしょっちゅうだ。(今は亡きOura Ringによると僕の心血管年齢は実年齢-10才くらいだったらしい!)

それにも関わらず、なぜ僕は未だに完全童貞なのか?考えられる理由は主に2つ。1つ目は単純に「モテないから」というものだ。何もしなくても女性を惹きつけるほどモテる男だったら38までセックスを回避し続けることなど不可能だろう。確かに中には僕に好意を示してくれる女性もいたけど、そういう女性に対して(マジで何様のつもりか知らないが)僕は全く興味を持てなかったし、僕が恋した女性からは商談の場における「前向きに検討させて頂きます」同様の上辺だけ柔らかいキッパリとした「不可」を突きつけられた(ザマァ!)。そんな非モテあるあるを極限までこじらせた結果が今の僕、というわけだ。(こんな人生を送っておきながら高い自己肯定感を保っていられるところに僕の価値観のズレが垣間見える)

だけどコレは、素人童貞である理由を説明するものであって、僕が完全童貞である理由、つまり、今日まで風俗も未体験である理由を説明するものじゃない。

というわけで、僕が未だに完全童貞である2つ目の理由は、「ZONEを体験してしまったから」というものだ。あの体験が僕の価値観を全て変えたわけだけど、快感ベースで考えると、セックスの快感を経験する前にZONEの快感を知ってしまったので、それが「僕が追い求めるもの」に変わってしまった、という感じになるだろうか。僕がこれまで「セックスの快感」と「ZONEの快感」を比較して「ZONEの快感に比べればセックスの快感など・・・」などとほざき散らかしてこなかった理由は、単純にセックスの快感を知らないからだ。

それにも関わらず、そして、性的に健全な生物のオスであるにも関わらず、「セックスの快感がZONEの快感を上回るはずがない」と、初めてZONEに入った時に無意識的に断定してしまったのだろう。もちろん、ZONEで得られるのは強烈な快感だけじゃないから、それらも全部含めて「セックスよりも追い求める価値がZONEにはある」と本能的に(?)感じたのだと思われる。何しろZONEに入ってる時の僕は、まさに僕が理想とする僕だったからさ。

そんな感じなので、風俗に使うお金の余裕など無くなるほど(キャバクラ等も未体験)、あればあるだけのお金を「自己投資」というカッコつけた言い訳(正当化)をしながら、再びZONEに入るための試行錯誤(人体実験)に費やしてきたので今の僕には貯金も無い。(イェ〜イ、ZONE中毒!本来、男がSEXに費やすべきお金をZONEに費やしているだけなのさ!でも「セックス依存症」より「ZONE依存症」の方が意味が理解されない分やや大衆ウケがいいかも?)

とは言え、僕がZONEに入ったのは30才になって3ヶ月くらい経った頃(夏)だったので、ZONE体験が完全童貞の理由になるのは、その日から今日までの期間に限られる。つまり、性成熟してからZONEに入った日までの期間における僕が完全童貞だった理由を「ZONE体験」で説明することはできないってわけさ。

まあ、この期間に関しては1つ目の「モテないから」って理由と、「風俗に使えるほどのお金を稼いでいなかったから」っていう理由で十分かな。何しろ学歴も特別なスキルも無く(これは今も変わらない)、チャーリー・ゴードンよろしくパン屋で働きながらステルス・グルテン爆撃を浴びていた頃だったから。

もしかして僕がZONEに入れたのは完全童貞のまま30才になったから?(『30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい』)となると、僕と同じく童貞のあなたもいつか「魔法使い」になれるかもしれない。あ、素人童貞?じゃあムリかも、ごめん・・。(完全童貞が素人童貞にマウントをとるこの世の終わりのような世界線)

もちろん、ここまでの話は「キャラ作りのための必死の捏造」なんかじゃないけど、いつも通り、信じる信じないは完全にあなた次第だ。実際に「オレ、童貞だから」と言ってもあまり信じてもらえなくなってきたしさ。もっと若い頃は、童貞であることを隠したいのにバレてしまうほど「オレ、童貞です」的な雰囲気に満ち溢れていたみたいだけど、今の僕くらいの年齢になって可もなく不可もない見た目をしてたら、確率的に「童貞なわけがない」って思うのが普通かもね。(ここでさらけ出している僕の気の毒な頭の中までは、見た目からじゃわからないしさ!)

まあ、セックスしたくないわけじゃないから、コレを書いている次の瞬間には童貞卒業してるかもしれないけど(黙れ童貞)、一度もセックスすることなく死んじゃったとしても全く問題はない。セックスに関して語りたいことはたくさんあるけど、セックス至上主義的価値観が支配する世界において完全童貞の僕が何を言ったところで負け犬の遠吠え以上のものにはなりえないと思うので、目下自重する。それでも今話せって言うなら、それに関しては、一旦持ち帰って「前向きに検討させて頂きます」(ドヤァ)

話を高尚な「オナ禁とNレベルの関係」に戻そう。

  1. 「オナ禁すればモテる」は都市伝説(断定)。
  2. 僕のテストステロンレベルと僕のNレベルには相関関係がある。
  3. オナ禁によって僕のテストステロンレベルは上昇する。
  4. 射精によって僕のテストステロンレベルは低下する。
  5. 故に「射精によって僕のNレベルも低下する」

という僕の仮説が真であれば、1つ問題が生じる。

それは、「これまでの僕のNレベルの上下が『インディスペンサブルズ』やその不在によってではなく、僕のテストステロンレベルの上下によってもたらされていた可能性が出てきた」ことだ。例えば、タマネギを食べた日にNレベルの上昇が観察されたことを理由に「タマネギの摂取と僕のNレベルには相関関係がある」と考えたけど、それがたまたま僕のテストステロンレベルが高い日で、(実はタマネギの摂取とは全く関係なく)それがNレベルの上昇をもたらしただけなのかもしれない、というわけだ。

もちろん、タマネギの摂取が僕のテストステロンレベルを上げ、それが僕のNレベルを上昇させた可能性もあり(何しろ「タマネギの何が僕のNレベルを上昇させているのか」は不明のままだ)、この場合は「タマネギの摂取と僕のNレベルとの相関関係」を否定するものではないけれど、いずれにせよ、今後はこのテストステロンレベルの上下によるNレベルへの影響も留意して、『インディスペンサブルズ』の隊員や候補生の力を再調査しなければならなくなった、と言えるだろう。

そして、8月31日(土)の平均Nレベルの右隣りの数字[17]をご覧頂ければわかるように、9日以上のオナ禁の継続を決定した。これは先の「オナ禁7日目に血中テストステロンレベルが最大となる」という研究報告の僕自身の体における真偽を確かめるための試みだけど(オナ禁9日目以降にNレベルが再び上昇するポイントはないだろうか?)、同時に「1ヶ月以上のオナ禁」によって得られるとまことしやかに流布されているモテ効果(都市伝説)にある種の科学的根拠があるかどうかを探る狙いもある。(1ヶ月以上のオナ禁によって7〜9日目に観察されるNレベルを超えるポイントや傾向が観察されれば、テストステロンレベルが同研究で最大になることが示唆されている7〜9日目以上に上昇している可能性を示唆するものかもしれない)いずれにせよ、Nレベルが上がるかどうかが重要であり、モテるかどうかは僕にとってはどうでもいいことなのだ。(黙れ童貞)

どうせオナ禁をするならオナ禁の最大火力を引き出したい。そのためにはテストステロンレベルを高める栄養素や日光浴・瞑想などの習慣も重要だけど、見逃しがちなのが「睾丸機能の活性化」だ。7月の記録記事の中でもサラッと触れたけど、男性の場合テストステロンの90%以上が睾丸で作られる。つまり、テストステロンレベルを十分に高められるかどうかは、「睾丸様のご機嫌」次第というわけなのだす。

でも、長期に渡るオナ禁によって睾丸機能は低下する。睾丸で作られるのはテストステロンだけじゃなく精子もだ。でも、射精をしなければ新たに精子を作る必要もない、ってことでオナ禁がこの睾丸の仕事を奪ってしまう。精子を作るという仕事を奪われた睾丸様は次第に活力を失い、「働くのめんどくせぇ〜」といった感じでテストステロンを作る仕事まで放り出してしまうらしい。(Use it, or lose it. 使われない機能は持ってても無駄だ、刈り取れ!)

というわけで、オナ禁の効果を最大限に引き出すには、「睾丸様がお元気いっぱい」であることが大前提。オナ禁を開始する前にきちんと射精して、睾丸様の精子を作る能力を鍛えておこう。8月13日(火)と14日(水)に僕が2日連続で射精したのはそのためだ。(僕が筋トレをサボるほど暑い時期に睾丸様には労働を強いているわけだからパワハラで訴えられても仕方ない)

これらの実験の結果は9月の記録記事で示すことになる。とは言っても、この記事を書いている今日はもう9月29日(日)だから、すでに結果は出ている。結論を言ってしまうと「1つ誤算はあったけれどもそれも含めて僕にとって概ね都合の良い結果が出た」って感じになる。9月の記録記事ではこれに関する報告と考察、それから血迷って再開した人生初ダンクへの挑戦(3度目の正直となるか!?)についても書きたいと思っているけど、前回や今回のように変なところに熱中して時間切れ、となるかもしれないので念のため、自分に不要な枷はかけないでおく。

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