[DNB]デュアルNバック挑戦の記録[2023年12月]
僕が2021年12月9日から毎日30分挑戦しているデュアルNバック(DNB)という脳トレの2023年12月の記録をまとめてみた。
この記事はこんな人にオススメ
- 僕!
- 本気でDNBに挑戦している人!
または、変人の生態を研究している変人
本記事の内容
- DNB挑戦の総括(全期間)
- DNB挑戦の記録[2023年12月]
- 月間平均Nレベルの推移(全期間)
- 12月の目標と結果報告
- DNB挑戦の記録[2023年12月]まとめ
デュアルNバック挑戦の総括(全期間)
期間: | 2021年12月9日〜2023年12月31日(753日間) |
連続挑戦日数: | 753日(+31日) |
総挑戦回数: | 18,305回(+687回) |
総挑戦時間: | 381時間38分(+15時間51分) |
(嘘だと思うならXで僕の投稿を確認してみて!挑戦を開始した2021年12月9日まで、753日分の挑戦結果報告を遡れるよ!まあ、証拠としては不十分だし、信じてもらいたいわけでもないけれど)
使用アプリは自作のDNBアプリ『DNB Limitless』(2022年7月3日から使用開始)
このアプリの仕様については、こちらの記事をどうぞ。
→ [DNB]デュアルNバック挑戦の記録[2022年7月]
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DNB挑戦の記録[2023年12月]
期間: | 2023年12月1日〜12月31日(31日間) |
使用アプリ: | DNB Limitless(自作のDNBアプリ) |
挑戦回数: | 687回[22.16回/日](+2.23回/日) |
挑戦時間: | 15時間51分[30.68分/日] |
月間平均Nレベル: | 22.02(-3.96) |
1日あたり最高平均Nレベル: | 31.33(-7.00) |
1日あたり最低平均Nレベル: | 12.75(+0.80) |
最高Nレベル: | N=32(-8) |
※()の中は11月との比較。
月間平均Nレベルの推移(全期間)
期間 | 期間平均 | 1ヶ月の平均 |
2022年7月3日〜17日(15日間) | 10.89 | |
7月17〜31日(15日間) | 11.01(+0.12) | 10.92 |
8月1〜16日(16日間) | 11.05(+0.04) | |
8月16〜31日(16日間) | 11.85(+0.80) | 11.45(+0.53) |
9月1〜15日(15日間) | 11.92(+0.07) | |
9月16〜30日(15日間) | 12.05(+0.13) | 11.99(+0.54) |
10月1〜16日(16日間) | 11.60(-0.39) | |
10月16〜31日(16日間) | 13.04(+1.44) | 12.37(+0.38) |
11月1〜15日(15日間) | 13.23(+0.19) | |
11月16〜30日(15日間) | 13.52(+0.29) | 13.37(+1.00) |
12月1〜16日(16日間) | 14.87(+1.35) | |
12月16〜31日(16日間) | 15.57(+0.70) | 15.22(+1.85) |
2023年1月1〜16日(16日間) | 17.69(+2.12) | |
1月16〜31日(16日間) | 17.68(-0.01) | 17.69(+2.47) |
2月1〜14日(14日間) | 18.74(+1.06) | |
2月15〜28日(14日間) | 20.67(+1.93) | 19.71(+2.02) |
3月1〜16日(16日間) | 17.95(-2.72) | |
3月16〜31日(16日間) | 19.57(+1.62) | 18.83(-0.88) |
4月1〜15日(15日間) | 21.01(+1.44) | |
4月16〜30日(15日間) | 21.66(+0.66) | 21.34(+2.51) |
5月1〜16日(16日間) | 22.70(+1.04) | |
5月16〜31日(16日間) | 22.37(-0.33) | 22.52(+1.18) |
6月1〜15日(15日間) | 22.30(-0.07) | |
6月16〜30日(15日間) | 27.80(+5.50) | 25.05(+2.53) |
7月1〜16日(16日間) | 25.35(-2.45) | |
7月17〜31日(15日間) | 25.08(-0.27) | 25.22(+0.17) |
8月1〜16日(16日間) | 26.67(+1.59) | |
8月17〜31日(15日間) | 29.06(+2.39) | 27.83(+2.61) |
9月1〜15日(15日間) | 28.21(-0.85) | |
9月16〜30日(15日間) | 25.62(-2.59) | 26.92(-0.91) |
10月1〜16日(16日間) | 31.85(+3.64) | |
10月17〜31日(15日間) | 34.23(+2.38) | 33.00(+6.08) |
11月1〜15日(15日間) | 33.66(-0.57) | |
11月16〜30日(15日間) | 18.30(-15.36) | 25.98(-7.02) |
12月1〜16日(16日間) | 24.48(+6.18) | |
12月17〜31日(15日間) | 19.39(-5.09) | 22.02(-3.96) |
12月の目標と結果報告
いつも記事の終わりに翌月の目標を立てていたけれど、前回は立てることができなかった。その理由は2つ。まず、11月の記録記事をご覧いただければわかるように、主に「転職失敗による睡眠不足」が原因で11月のDNBのスコアがズタボロになってしまい、それが回復する目処がまったく立たなかったので、具体的な数字を示すことができなかったこと。2つ目は、そもそも11月の記録記事をアップしたのが12月31日なので、その記事の終わりに12月の目標を書く意味がまったくなかったこと。
上記結果報告をご覧いただければわかるように、12月のスコアも終始ズタボロで、回復の兆しは一向に見えない。この見るも無惨な結果の最大の原因だと思われる「睡眠の問題」が未解決なので当然と言える。そして、現在僕が置かれている状況に鑑みて、その問題は少なくとも今後数カ月は解決できそうにないので、今後もしばらくは自己ベスト更新は期待できない。よって、有意義な目標も立てられない。さらに、この状況が長引けば長引くほど、時間をかけて洗練させた神経回路が完全に埋れてしまう可能性も高くなるだろう。(使われない神経回路は持ってても無駄だ。刈り取れ!)つまり、挑戦開始以来最大のピンチである。
僕の職場では、残業40時間の月と80時間の月を交互に繰り返すらしい。これによって会社は、規定の範囲内で最大限の残業を従業員に課すことができる。12月は残業40時間の月だったので、1月は80時間ということになる。よって、平均して毎日4時間〜5時間の残業になるので、帰宅したときには22時を越えてしまうだろう。こうなると毎日DNBに挑戦することだけで精一杯。これだけで睡眠時間は削られてしまうというのに、どう食事を摂ったらいいのだろう?まあ、「毎日DNBに挑戦すること」以外には何も期待せずに、何とか生き延びるしかないね!まったく、僕は毎日最高のパフォーマンスを発揮できるように誰よりも真剣にコンディション調整に努めているというのに、会社がそれを邪魔するなんて!(N=40を僕の最高のパフォーマンスとするなら12月の僕のパフォーマンスは平均55%程度だった)というわけで、長居は無用。脱出だけが活路である。
完全未経験の業界への転職ということで、新しく覚えなければならないことしかなく、本来であればDNBで鍛え上げた記憶力を試す絶好の機会のはずだった。確かに「こんなに覚えが早い人は見たことがない」などのお褒めの言葉はたくさん頂いたけれども(先輩、同僚には本当に恵まれている!)、それを真に受けて有頂天になれるほど若くはなく、実際、作業記憶がパンパンで指示されたことを忘れたり、ミスを連発して先輩や同僚に迷惑をかけることも多々あったので、理想とは程遠い結果となった。DNBが実生活でどれほど役に立つのか?人生を変えられるほどDNBは強力なのか?僕のブログを読みに来てくれる人の最大の関心事は、きっとここだと思うのに!2年DNBに費やして価値ある結果は何も見せられていないので、挑戦している人にモチベーションを与えるどころか逆に奪う結果になってしまっている。そのことは非常に申し訳なく思うんだけど、今の僕は生きるのがやっとだし、誰もが納得する結果を出すにはまだまだ時間がかかりそうだ。だから、「実際に意味があるかどうかわからないけど続ける」って人は、僕がもたついているこの機会を「Yujiroを追い抜くチャンス!」だと思って挑戦し続けていただけたらと思う。
何に挑戦するにせよ、基本的に必ず上には上がいるわけだから、「人と比べる」ことは人を幸せから遠ざけるって僕は思ってる。だから、あらゆる挑戦は、「昨日の自分を超える」ためだけの挑戦であるべきだし、僕の挑戦はそうだ。過去や現在にN=100や200に到達した人がいたとしても関係ない。僕は僕個人として、そこに到達したときに見える世界に興味があるから「昨日の自分を超えるための挑戦」を毎日繰り返している。でも、「継続することが全て」であることもまた事実。だから「◯◯に勝ちたい!」「1番になりたい!」っていう野心が継続するためのモチベーションになるなら、それも利用してしまえばいい。あなたがあなたの幸せをどう定義するにせよ、あなたのDNBの挑戦があなたの幸せに繋がることを願っている。
[DNB]デュアルNバック挑戦の記録[2023年12月]まとめ
「明けましておめでとうございます」と挨拶するのもすでに不謹慎に感じられるほどの大災害が元日に起こってしまった。僕の現住所は石川県白山市なので、直撃と言えるほど大きな被害は出てないようだけど、大きな揺れには正直かなりビビった。寝そべって読書してたところ、部屋が軋む「ミシッ、ミシッ」という音と共に、下から突き上げる大きなエネルギーを感じたので「これはヤバイ!!」と思って焦って跳び起きた。その直後に大きな揺れがやってきたので跳び起きたばかりにも関わらず僕がやったのは「しゃがむ」という行動だ。何しろ直立ではバランスが取れないと思われるほどの大きな揺れだったからだ。幸い本棚など倒れかかってくる危険のあるものは部屋になかったので、まだ大きな揺れが続いている中、しゃがみながら僕が考えたことは「wifiルーターが落ちる!」だった。wifiルーターの置き場所として推奨されていたのが「窓際の床から1m以上高いところ」だったので、家具がない部屋の中でなんとか1m以上の高さに置こうとして僕が使っていたのが「室内物干しが入っていた細長いダンボール」。これを窓際の壁に立てかけて、その上にwifiルーターを置いていたのだ。外出する際には万が一地震が起きた時のことを考えて、いつも床に降ろしていたから行動は速かった。その後ようやく「脱出経路を確保しなくちゃ!」と思い至って、大きな揺れが続く中、慌てて玄関のドアを開けた。
東日本大震災の時は東京にいて、今回と全く同じように床に寝そべって読書していた。床から突き上げる巨大なエネルギーを感じたのはその時が初めてで、今回「これはヤバイ!」と直感したのは、その時の体験を体が完璧に記憶していたからに違いない。(フラッシュバック!)下から突き上げる巨大なエネルギーを感じたのも、揺れの大きさも、その後に何度も起こる余震も、東日本大震災で僕が体験したものとほとんど同じだった。跳び起きた直後に買ったばかりのMDコンポ(約3万円。懐かしい!)が落ちないように支えたことも。ただ1つ違ったことは、揺れの長さだ。今回は比較的短かった。東日本大震災の時は、人生初の大地震だったし、しかもそれが長く続いたので「建物が崩壊するかもしれない」という恐怖を感じながら「いつ終わるんだぁ〜!!」って思ってた。
今回は津波や志賀原発の異常も警戒する必要があったけど、引っ越して来たばかりで地理に疎く、ニュースで県内の地名が上がってもそれがどこなのか、自分の現在地とどの程度の距離にあるのか、全くわからなかったので逐一調べなきゃならなかった。そんなわけで、電車が全線止まっていて転居以来初めて静寂に包まれた夜だったにも関わらず、アドレナリン全開で安眠できなかった。直撃を受けた能登地方の被害の実態は次第に明らかになっていくだろうけど、大切な人を失ってしまった人や家・財産・ペットを失ってしまった人、冬の寒空の下今尚救助を求めている人たちがいることを思うと、年明け早々心が痛む。
以前記事で書いたように、僕は「いつ死んでもいい」と思って生きている。僕は「今生きていることの方がずっと奇跡的」だと考えているし、「毎日自分にできる精一杯をやって生きている」という自信があるからだ。僕には僕の人生でまだまだやりたいことがいっぱいあるけど、今この瞬間に死んだとしても、「やれるだけのことはやった」ってきっと思えるだろう。その根拠は、ただ「DNBに毎日挑戦している」ってことだけで、他の人にとっては何の価値もないことだし、「は?その程度のことで?」って嘲笑されるのも当然だと思うけど、僕にとって大事なことは「僕がどう思うか?」ってことだから、これだけで十分だ。「毎日30分のDNB」これだけで自己肯定できるなんて、ホント僕って楽天家!
でも、実際に自分の命が脅かされるような危機(地震)に直面したとき、僕を突き動かしたのは「死にたくない!」っていう死に対する巨大な恐怖心だった。「DNBをするために必要なスマホやPCを持って逃げる」なんてことは全く考えなかった。とにかく「死にたくない!」って思った。それが生物に組み込まれた本能で、僕がケンカを売っているものの正体だ。もし仮に本能から解放された状態、つまりフロー(ZONE)に入っていたら、スマホやPCを持ち出すのは当然、その他必要なことを流れるように淡々と実行しただろう。多幸感に浸りながら、これ以上ないほどクリアな思考と尋常ならざるエネルギーで。そして、生死に無頓着なゆえに、命を落としたかもしれない。でも、それが僕が求めているものだ。そういうわけで、新年開始早々に「本能の力」と直面できたことは幸運かもしれない。DNBに挑戦することが直接フローと結びついているわけじゃないけど、フローに至る条件の1つだと考えている自己肯定感は間違いなく高まる。特に自己ベスト更新を望めないような現状では、ただ継続することだけが僕が僕を肯定する理由になる。