ZONEHACKERS' LAB Written by Yujiro

[DNB]デュアルNバックは100万ドルの価値がある無料の脳トレ

脳トレ

今回は「デュアルNバック(DNB)は100万ドルの価値がある無料の脳トレ」だという根拠を、DNBで212日連続・106時間・4,418回の挑戦を積み重ねてきた僕が提示する。

この記事はこんな人にオススメ!

  • DNBを知っているけど、その価値を計りかねている人
  • DNBを知っていて、挑戦している人
  • DNBで得られる効果を知りたい人
  • DNBをやる意味がわからない人
  • DNBを続ける確かなモチベーションがほしい人

本記事の内容

  • DNBにおける僕の実績
  • DNBは100万ドルの価値がある無料の脳トレ
  • 理由その①:DNBは誰でも無料でダウンロードできる
  • 理由その②:DNBは効果が科学的に証明されている唯一の脳トレ
  • 理由その③:DNBは「自動天才育成プログラム」である

DNBについて詳しく知りたい方:
記憶力を鍛えたい人にオススメの脳トレはデュアルNバック
脳力アップできる唯一の脳トレはデュアルNバック(DNB)

DNBのやり方・ルールを知りたい人:
デュアルNバック(DNB)のやり方・ルールを徹底解説!

DNBをやる意味がわからない方:
なぜデュアルNバックで脳がアップグレードされるのか?
デュアルNバックには「1億円の価値」がある?
ワーキングメモリを鍛えるDNBはコスパ最強の脳トレ

DNBを習慣化するヒントを探している方:
デュアルNバックを習慣化するために役立った5つのこと
デュアルNバックを継続できない5つの理由
デュアルNバックで効果を感じられない5つの理由

DNBで実際に得られる効果を知りたい方:
デュアルNバックの習慣化によって得られた効果【204日目】
デュアルNバックの習慣化によって得られた7つの効果
デュアルNバック(Dual N-Back)はこんな人にオススメ!

DNBでハイレベルを目指したい人:
DNBでハイレベルを目指す人にオススメのサプリBEST3
DNB(デュアルNバック)でレベルを上げるコツ

DNBにおける僕の実績

DNBにおける僕の実績
DNBについて偉そうに書くからには、書いてる人間(僕)が実際にDNBにどれくらい挑戦していて、どれほどのレベルに達しているのか、あらかじめ知っておきたいという方もいらっしゃると思うので、まずソレを簡単に紹介しておこうと思う。

  • 連続挑戦日数: 212日(2022年7月10日現在、記録更新中)
  • 1日あたり挑戦時間: 30分(以上)
  • 累計挑戦回数・時間: 4,418回・106時間(以上)
  • 最高到達Nレベル: 14-Back(N = 14)で正答率95%
  • 1日あたり最高平均Nレベル: 12.75 (1日あたり20回分の挑戦Nレベルを全て足した合計を20で割って算出)

ご覧いただいたように、僕は現在212日連続でDNBに挑戦し続けている。

挑戦を開始したのは去年(2021年)の12月9日。
それ以来、1日も欠かすことなく、毎日30分という時間をDNBに捧げてきた。
(信じられないなら、僕のTwitterでの毎日の報告をチェックしてみて!)

DNBを知って以来、僕は過去何度となくこの脳トレを習慣化しようと挑戦し、それと同じ数だけ挫折を味わった。
それでも、再挑戦するたびに1から挑戦することにはならなかったから、ここまでレベルを上げることができた。

DNBに挑戦するたびに、ワーキングメモリー(作業記憶)に関わる神経回路が最適化されていく。
最適化されるまでには時間がかかるが、一度最適化された神経回路が失われるにも時間がかかる。
これは「一度乗れるようになった自転車に再び乗れないようになるのが難しいのと一緒だ。

今回の挑戦を開始した時点で僕はすでに7〜10-Backくらいを行ったり来たりしていたから、まったくの初心者から152日で14-Backに到達したわけではないことはあらかじめ断っておく。
(おそらく1日あたり平均Nレベルは7.8くらいだっただろう)

僕にも4-Backを2ヶ月近くまったく超えられなかった経験はある。
だけどそれはもう3年以上前のことだ。

設定はデフォルトのまま一度もいじっていない。
つまり、正答率75%未満でレベルダウン、75%以上90%未満で現状維持、90%以上でレベルアップだ。

そして、僕は今年(2022年)の5月27日、ついに14-Backで正答率90%以上を達成した。

14-Backへレベルアップ 14-Backで正答率95%達成① 14-Backで正答率95%達成②

通常ならレベルアップするところだけど、15-Backへは上がらなかった。
つまり、14-Backがこのアプリの限界ということになる。

ただ、僕はこの限界が気に入らないので、現在「レベル上限なしのDNBアプリ」の開発を進めている。
これについては、こちらの記事「僕がレベル上限なしのDNBアプリを開発する理由」にまとめているので興味がある方はぜひ読んでみてほしい。

外観にはまだ改善の余地があるけど、肝心のゲームの部分は完成したので、206日目から自作のアプリを使い始めた。
これでようやく、真に「際限なく脳力を伸ばせる(=リミットレスになれる)ツール」を手に入れることができたわけだ。

100-Backなんて今の僕には到底挑戦できるレベルではないけど、このまま挑戦し続ければ20年後くらいまでには届くかもしれないと本気で信じている。
(単純に1年で5レベルアップの計算)

100-Backに届いたとき、「自分に何ができるのか?」ただ単純に、僕はそれが知りたい。

DNBにおける僕の実績はこんなところだ。
DNBについて割と偉そうに語れるくらいには、DNBをやりこんでいるとは思っている。

というわけで、これから本題である「DNBは100万ドルの価値がある無料の脳トレ」だと僕が確信している理由について解説しよう。

デュアルNバック(DNB)は100万ドルの価値がある無料の脳トレ

「誰でも無料でダウンロードできるDNBという脳トレには100万ドルの価値がある」と僕が信じる理由は主に次の3つだ。

理由その①:DNBは誰でも無料でダウンロードできる脳トレ

DNBは誰でも無料でダウンロードできる脳トレ
「DNBが無料の脳トレ」であることは、App StoreやGoogle Playで「dual n back」「dnb」などと検索していただければ一目瞭然だ。
すでにDNBのアプリはかなり多く存在しているけど、たいていのアプリは誰でも無料でダウンロードできる。

僕が205日目までずっと使い続けていたアプリも、無料でダウンロードさせていただいたものだ。
少額のお金を支払えば「広告表示なしのバージョンを使用できる」などの特典がついたアプリもあるけど、ダウンロード自体はどのアプリもたいてい無料でできる。

つまり、脳トレにコスパ(費用対効果)があるなら、DNBのコストはほぼ0ということになる。

ただ、コストが一切かからない脳トレはDNBだけじゃない。
DNB以外の脳トレも、多くの場合は無料でプレイできる。

では、なぜ「DNBは100万ドルの価値がある」などと、僕はDNBだけ特別扱いするのか?

理由その②:DNBは効果が科学的に証明されている唯一の脳トレ

科学的に証明されているDNBの効果
デュアルNバック(DNB)はワーキングメモリ(作業記憶)を鍛えることで、流動性知能を含めた脳の総合的な力を高めることができる脳トレだ。

流動性知能は、その知識や情報を「どこから、どのように得たのか」という「実質的な頭の良さ」を評価する指標で、その人がすでに保持している知識の内容や質を評価するIQなどのような結晶性知能とは異なる。

同じクラスの生徒たちが、同じ時間、同じ教師から、同じことを教えられても、テストで同じ点を取ることはない。
それは生徒たちがまったく同じように学ぶのではないからだ。

持っている流動性知能のレベルが異なっているということだ。
『シリコンバレー式超ライフハック』P.87

つまり、「知識や経験がない状態で解を導き出す脳力」それを評価する指標が流動性知能というわけだ。
流動性知能が高ければ高いほど、新しい知識をより速く吸収することができ、そこから新たなものを創造できる。

そして、この流動性知能は「生まれつきのもので、強化することはできない」と長い間信じられていた。

ところが、2008年にある研究グループが「ワーキングメモリが流動性知能にとって重要」であることに着目し、「ワーキングメモリを向上させることで、流動性知能も向上させることができるのではないか?」と仮説を立て、検証してみたところ、彼らの仮説は正しかったことが証明された。

そこで、使われたのがワーキングメモリを向上させることがわかっていたDNBだ。
1日30分、5週間、DNBを続けた被験者たちの流動性知能は、平均で40%も増加した。

つまり、実質的な頭の良さも、DNBという脳トレで改善できるということになる。

DNBはコスパ最強の脳トレ!

DNBは誰でも無料でプレイでき、1日数十分という短い時間で「生きるために欠かせないあらゆる脳力を同時に高めることができるコスパ最強の脳トレ」だ。

DNBで鍛えられるワーキングメモリは、「言語力」「集中力」「読解力」「想像力」「計算力」「創造性(クリエイティビティ)」といったあらゆる脳力の基礎になる脳力だ。

「よく使われるニューロンのつながりは強化され、そうでないつながりは衰える」
神経科学の本でよく見られるこの法則が正しいなら、すべての脳トレには挑戦する価値があるし、実際に僕はそう考えている。

ただ、脳トレのコスパ(費やす時間と効果)を考えたときに、ワーキングメモリを鍛えられる脳トレは、他の脳トレと比べて圧倒的に優れていると言わざるをえない。

そして、ワーキングメモリを向上させることが科学的に証明されている脳トレは、今のところDNBだけだ。

理由その③:DNBは「自動天才育成プログラム」である

DNBは「自動天才育成プログラム」である
誰でも無料でプレイできるDNBには、「自動で天才を育む仕組みが備わっている」と言ったら驚くだろうか?
だけど、これは事実だ。
そして、ここにこそ「DNBに100万ドルの価値がある」という最大の理由がある。

「100万ドルの価値」というのは、DNBに備わっている「100万ドル稼げる天才を育む仕組み」のことだ。

DNBをやり込んでいるのに実際に100万ドル(1億円)稼げているわけではない僕が言っても信憑性に乏しいのは重々承知しているけど、僕がそう確信している理由だけでも知る価値はあると思う。

天才はディープ・プラクティスと1万時間の法則で作られる

  • 結論:天才はディープ・プラクティスと1万時間の法則で作られる
  • → DNBには「1人でディープ・プラクティスを行う仕組み」が備わっている
  • → 天才級の脳力があれば100万ドル稼ぐ「選択肢」が増える
  • → 凡人の僕も今の100倍の努力を積み重ねれば100万ドル稼げる(かもしれない)

僕があまりにも楽観的すぎて腰を抜かした方もいらっしゃるかもしれないが、まずは「ディープ・プラクティスとはなんなのか?」
それについて解説させていただきたい。

ディープ・プラクティスとは?

『天才はディープ・プラクティスと1万時間の法則でつくられる』という書籍で展開されるのは、「ディープ・プラクティスと呼ばれる特殊な練習を1万時間続けることで、誰でも天才になれる」という理論だ。

ディープ・プラクティスとは、「今の自分よりちょっとだけ高いレベル」における「正確さを重視した練習・挑戦の反復」のことで、この「ちょっとだけ高いレベル」のことを「最も有効な結果を残せる点」という意味でスウィートスポットと呼んでいる。

つまり、このスウィートスポットにおける正確さを重視した練習を1万時間繰り返すことで、天才を定義する世界レベルのスキルが得られるというわけだ。

  • 世界レベルのスキル(天才)= ディープ・プラクティス × 10,000時間

どんなスキル(技能)であれ、獲得するためには反復練習が欠かせない。
あなたが自転車に乗れるなら、そのために何度も失敗し、時には泣くほど痛い思いをしながらも、歯を食いしばって練習し続けた結果だろう。

何かのスポーツが得意なら、そのスポーツに必要なシュート、パス、ドリブル、リフティング、トス、バットやラケットを振る動作を何度も何度も繰り返し練習したからだろう。

スキルを身につけるためには、反復練習が不可欠。
だけど、そもそも「なぜスキルを身につけるために反復練習が不可欠なのか?」考えたことはあるだろうか?

ディープ・プラクティスが効く理由を理解するには、「スキルとは何なのか?」というスキルの本質を理解することが重要だ。
ひとたびスキルの本質を理解すれば、あなたが欲するスキルがなんであれ、その獲得は容易になる。

すべてのスキルは記憶のかたちをとる

スキルの本質を理解するには、脳の神経可塑性という性質とミエリン(髄鞘)について学ぶ必要がある。

神経可塑性とは、あなたの遺伝子や思考、選択・行動・環境からの刺激を受け、あなたの脳のニューロン(神経)は絶えず変化するという性質だ。
よく使われるニューロンのつながりは強化され、そうでないつながりは衰える。
ニューロンのつながりが強化されればされるほど、そのニューロン群の情報伝達能力は向上する。

ニューロンの情報伝達能力は、主に次の4つの要素によって決定する。

  1. ニューロンが放出する神経伝達物質の量
  2. ニューロンのシナプスにある受容体の数
  3. シナプスそのものの大きさ
  4. ニューロンの軸索に巻きつくミエリンの数・長さ・層の厚さ

ニューロンが放出する神経伝達物質の量が多ければ多いほど
ニューロンのシナプスにある受容体の数が多ければ多いほど
シナプスそのものの大きさが大きければ大きいほど
ニューロンの軸索に巻きつくミエリンの数が多ければ多いほど
長さが長ければ長いほど
層が厚ければ厚いほど
ニューロンのつながりは安定し、情報を次のニューロンへ無駄なく、より速く伝えることができる。
これがすべてのスキルの本質だ。

あらゆるスキルの獲得に反復練習が欠かせないのは、反復練習によってその動作に関わるニューロン群のつながりが強化され、情報伝達効率・速度が最適化されるからというわけだ。

マッスルメモリー(筋肉記憶)という言葉を聞いたことがある方もいるかもしれないが、筋肉には何かを記憶する能力はない。
筋肉に動き方を教えているのは脳であり、脳からの指示がなければ筋肉は動かない。
反復練習によってあなたの脳の中に「安定したニューロンのつながり」が築かれ、その指示に従って筋肉が動くとき、そのニューロンのつながりがスキルとして表現されるのだ。

もちろん、筋肉を介して表現されないスキルに関しても同様だ。
例えば、「読解力」「言語力」「コミュニケーション能力」「計算力」「記憶力」「集中力」などのスキルも、反復練習によって強化されたニューロンのつながりによって表現される。

  • 反復練習 → 関係するニューロン群の発火 → ニューロン群のつながりが強化 → ニューロン群の情報伝達能力が向上 → スキルとして表現される

そして、このスキルのもととなるニューロン群の情報伝達能力を最速で向上させる方法が、ディープ・プラクティスだ。

ディープ・プラクティスを行うには、以下の3つの点に注意する必要がある。

1. とにかく正確であることが最重要!

大事なのは、間違えたとき、それに気づくことができる基準点を設けることだ。
『天才はディープ・プラクティスと1万時間の法則でつくられる』

正確であるかどうかを判断するには、「何が正確なのか?」を知っていなければいけない。
正確な入力(動作)ができるまで、入力のスピードを落とすことも重要だ。
ミスをしたらすぐに気づき、修正する。
間違いを繰り返し練習してしまったら、間違った神経回路が強化され、修正は困難だ。
ひとたび自転車に乗れるようになったら、再び乗れないようになるのは非常に難しい。

2. 常にスウィートスポットで

挑戦・練習は簡単すぎて退屈を感じるようではいけないし、難しすぎて不安を感じるようでもいけない。
「やればできるはず!」という適度な自信を持って挑戦できるスウィートスポットでの挑戦を繰り返そう!

3. 長くても1〜2時間

ディープ・プラクティスは完全な集中を要求する。
どんな天才であれ、そんな極限の集中状態を維持できる時間はとても短い。
集中できなくなったら、すぐに中止すべきだ。

以上の「ディープ・プラクティスの条件」をご覧いただけたなら、ある事実にお気づきかもしれない。

それは、

  • ディープ・プラクティスを「1人でやる」のはほぼ不可能

という事実だ。

間違えた時にすぐに気づいて修正するためには「何が正確であるのか?」を完璧に把握していなければならない。
信頼できるフィードバックが得られない状態で黙々と練習を繰り返しても、ディープ・プラクティスにはならない。

挑戦の難易度も、自分で調整し続けるのは非常に困難だ。
スウィート・スポットは常に変化し続ける。

だから、世に出るほとんどすべての天才は、一流の指導者の指導のもとで排出される。

仮にあなたに人並み外れた熱意があったとしても、一流の指導者に教わるにはお金もかかるし、場所も限られる。
そもそも一流の指導者の数自体とても少ない。

やはり天才になれるのは、そんな恵まれた環境を手にできるごくわずかな幸運の持ち主だけで、凡人はあきらめるしかないのだろうか?

いや、これはそもそも「僕のような凡人が100万ドル稼げる脳力を手に入れる手段」の話だったはずだ。
結論を言ってしまえば、あきらめる必要はまったくない。

なぜなら、あなたも今すぐ、しかも無料で、その手段を手にすることができるからだ。
少なくとも、あなたが求めるスキルが「天才級の脳力」である限りは。

お察しの通り、その手段がデュアルNバック(DNB)だ。

デュアルNバックは、「自動天才育成プログラム」である

自動で天才を生産するプログラム
冒頭で説明したように、デュアルNバックは、ワーキングメモリー(作業記憶)を鍛える脳トレだ。
課題に挑戦するたびにワーキングメモリーに関わるニューロン群が発火し(酷使され)、そのつながりは強化され、最適化されたニューロン群のつながりがスキルとして表現される。

僕が使っているデュアルNバックアプリのデフォルトの設定は、

  • 正答率75%未満でレベルダウン
  • 正答率75%以上90%未満で現状維持
  • 正答率90%以上でレベルアップ

で、僕はこの設定を一度もいじっていない。
なぜならこの設定こそが、デュアルNバックにある途方も無い価値の核となる設定だからだ。

どういうことか?
「ディープ・プラクティスの条件」を思い出してほしい。

1. とにかく正確であることが最重要!

あなたの解答に間違いがあれば、デュアルNバックが即座に指摘してくれる。
正答率によって、「自分がどれくらいミスをしたか?」がわかる。

逆に、「ほとんどミスをしていない」と確信できれば、レベルは上がる。
デュアルNバックでマグレ当たりを連発することは不可能だ。
「あなたが自分のミスに気づく仕組み」がデュアルNバックにはある。

2. 常にスウィートスポットで

デュアルNバックは、常にあなたのスウィートスポットとマッチした課題を提供してくれる。
あなたがミスをして正答率が75%未満になると、あなたのレベルは1つ下がる。
逆に正答率が90%を超えたら、あなたのレベルは1つ上がる。

レベルダウンは「今のあなたにとって少し難しすぎる」挑戦だったことを知らせ、レベルアップは「今のあなたにとって少し簡単すぎる」挑戦だったことを知らせる。
レベルダウンすれば挑戦の難易度が下がり、レベルアップすれば難易度が上がる。

このように、あなたが常にあなたのスウィートスポットで挑戦できるように、デュアルNバックが自動で調整してくれる。
(アプリによってはデフォルトの設定を無視して高いレベルに挑戦できるものもあるが、正答率75%以上を出せないようなレベルでの挑戦は時間の無駄だ)

3. 長くても1〜2時間

デュアルNバックの効果は、1日20回、約30分の挑戦を積み重ねることで得られる。
1時間も2時間もやる必要はない。
おそらく、それ以上の時間、集中し続けることは難しいということなのだろう。
集中を切らした状態では、ディープ・プラクティスは行えない。

「アメとムチ」で極限の集中状態を保証

嬉しいことに、デュアルNバックには、あなたを自然に集中させるメカニズムも備わっている。
デュアルNバックをするにあたって最も避けたいのがレベルダウンだ。
レベルダウンによる精神的ダメージは思いのほか大きい。
逆に、レベルアップはこの上なく甘い蜜となる。

誰でもレベルダウンは避けたいから超集中するし、レベルアップしたいから超集中する。
デュアルNバックは、この「アメとムチ」の仕組みを巧みに利用することで、ディープ・プラクティスに必要な極限の集中状態を、あなたに無理なく自然に維持させる。

一流の指導者による一流の指導が詰まった無料の瓶

「まったく、この仕組みを瓶に詰めて売ることができたら、何百万ドルもの価値があるのに」

というのは、オーストラリアの音楽療法士であるゲーリー・マクファーソンが天才はディープ・プラクティスと1万時間の法則でつくられるという書籍の中で漏らす言葉だ。

通常、一流の指導者による即時のフィードバックを必要とするディープ・プラクティスは、瓶に詰めて売ることはできない。

だけど、デュアルNバックというアプリには、その天才を育む科学的な仕組みが丸ごと詰まっている。
つまり、ゲーリー・マクファーソンがため息混じりに漏らした言葉が実現したのが、デュアルNバックというわけだ。

いかがだろう?
こうなるとデュアルNバックという無料の脳トレに100万ドルの価値があると考える人が、僕以外にも少しはいそうな気がしてこないだろうか?

デュアルNバックは100万ドルの価値がある無料の脳トレまとめ

デュアルNバックは「100万ドルの価値がある無料の脳トレ」
ここまで「デュアルNバックという無料の脳トレには100万ドルの価値がある」という持論を展開し、その根拠を提示させていただいた。

この記事で伝えたかったことをまとめると下記のようになる。

  1. DNBは誰でも無料でダウンロードできる
  2. DNBは効果が科学的に証明されている唯一の脳トレ
  3. 様々な脳力を同時に高められるDNBはコスパ最強
  4. DNBには「自動で天才を育む仕組み」が備わっている
  5. 天才級の脳力があれば100万ドル稼げる

よって、「DNBは100万ドルの価値がある無料の脳トレ」というわけだ。

優れた脳力は選択肢を増やす

確かに、脳力(知能)が優れているからといって、必ずしも裕福になれるとは限らない。
例えば、技術の発展に貢献してきた研究者の脳力(知能)は、間違いなく優れている。
しかし、すべての研究者が人並み以上に裕福というわけではない。

反対に、研究者ほど優れた知能を持っていなくとも、人並み以上の高収入を得ている人もいる。

人が裕福になれるかどうかは、知能よりも「何をするか?」が重要ということだろう。

ただ、優れた脳力を持っていれば、裕福になるために取れる選択肢は間違いなく増える。
そして、脳の総合的な力を高められるデュアルNバック(DNB)は、その選択肢を増やすことができる脳トレだと、少なくとも僕はそう確信している。

それだけ、デュアルNバックにおける100時間・4000回以上の挑戦から僕が得た恩恵(脳力の向上)が尋常じゃないからだ。

ただ、先にも述べたように、僕はまだ実際に100万ドル稼げているわけじゃない。
「100万ドル稼ぐ」なんて口にしようものなら「いい年して何言ってんだか・・・」と嘲笑を通り越して憐れまれること間違いなしだ。

だけど、この脳トレほど僕の人生に希望を与えてくれたものは、今まで存在しなかった。
だから僕は、この脳トレをこれから毎日、死ぬまでやり続けると決めた。
そのためのアプリも作った。

実際にデュアルNバックに100万ドルの価値があるかどうかは、僕がこれから証明しなくちゃいけないことだ。

ディープ・プラクティスを10,000時間積み重ねたら天才級の脳力を得られると本気で信じているから、僕はこれから今までの100倍の時間を喜んでデュアルNバックに捧げる。

1日30分、2日で1時間、200日で100時間、2万日で1万時間・・・と考えると、僕の挑戦が10,000時間に達するのは、約54年後(90才)ということになる。
(ついでに言うと、1年で4レベルアップできるなら55年後には200-Back(N=200)も余裕だ)

正直そんな年まで生きていられる自信はないし、脳力向上のかなめである睡眠の質も今とは比べ物にならないくらい落ちているだろうけど、「絶対に不可能」とも言えないので、僕は死ぬまでデュアルNバックに挑戦し続ける。

それがたとえ、どんなに「非効率」のように思えても、僕にはもうデュアルNバックしかないのだから。

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