デュアルNバック(DNB)のやり方・ルールを徹底解説!
デュアルNバック(二重NバックまたはDNB)という脳トレをご存知だろうか?
早い話、この脳トレは「最も簡単・確実に天才級の頭脳を手に入れることができる」手段だ。
今回はそのDNBのやり方・ルールについて、現在DNBで104時間・4,252回の挑戦を積み重ねている僕が徹底解説する。
この記事はこんな人にオススメ!
- DNBを知らない人
- DNBを知っているけど、やり方がわからない人
本記事の内容
- DNBのやり方・ルール
✅ DNBについて詳しく知りたい方:
→記憶力を鍛えたい人にオススメの脳トレはデュアルNバック
→脳力アップできる唯一の脳トレはデュアルNバック(DNB)
✅ DNBをやる意味がわからない方:
→なぜデュアルNバックで脳がアップグレードされるのか?
→デュアルNバックには「1億円の価値」がある?
✅ DNBを習慣化するヒントを探している方:
→デュアルNバックを習慣化するために役立った5つのこと
→デュアルNバックを継続できない5つの理由
→デュアルNバックで効果を感じられない5つの理由
✅ DNBで実際に得られる効果を知りたい方:
→デュアルNバックの習慣化によって得られた7つの効果
→デュアルNバック(Dual N-Back)はこんな人にオススメ!
DNBのやり方・ルール
それでは早速デュアルNバックのやり方・ルールについて解説しよう。
実はDNBにはいくつもの種類があるが、基本的なルールは同じなので下記のルールを覚えておけば問題ない。
デュアルNバックは2つの要素を同時に記憶する脳トレ
「百聞は一見にしかず」まずはこちらの動画をご覧いただきたい。
[DNB] N=11をプレイした時の動画
これは実際にDNBをプレイしているときの動画だ。
動画のNレベルは11、つまりN=11だ。
動画のように次々と黄色いマスが現れては消えていく。
マスが現れると同時にアルファベットも1マスにつき1文字発音される。
動画はN=11なので、11問(11マス+11アルファベット)の出題が終わると、画面下に回答ボタンが出現する。[Sound]と[Position]
また同じように、マスが現れると同時にアルファベットが発音され、それが11回繰り返されるが、この時に「11問前に現れたマスと発音されたアルファベット」が「今現れたマスの位置とアルファベット」と同じかどうか判断し、回答ボタンを押さなければいけない。
マス(場所)が同じだと思ったら右側の[Position]ボタン、アルファベットが同じだと思ったら左側の[Sound]ボタンを押す。
これを11問分繰り返し、1プレイ終了。
実際にどれだけ正確に回答できたのか採点される。
いかがだろうか?
これだと正直かなりわかりにくいと思うので、このプロセスをもう少し具体的に解説してみる。
※下の表のアルファベットは発音されるアルファベット。
※アルファベットの左側の数字はマス(場所)を示していると考えてほしい。
1 | 2 | 3 |
4 | 5 | 6 |
7 | 8 | 9 |
回答回 | 比較対象回 |
12回目: 6C | 1回目: 9C |
13回目: 4L | 2回目: 4L |
14回目: 5Q | 3回目: 5S |
15回目: 4R | 4回目: 4O |
16回目: 5E | 5回目: 5V |
17回目: 6A | 6回目: 5A |
18回目: 4H | 7回目: 1H |
19回目: 6K | 8回目: 1S |
20回目: 3X | 9回目: 1X |
21回目: 5V | 10回目: 1O |
22回目: 5D | 11回目: 5E |
所々の数字(マス)を赤の太字、アルファベットを黒の太字にしてみたが、なぜかおわかりいただけるだろうか?
それぞれ[11回前]と比較して、同じ順番に同じ数字やマスがあった場合に太字にしてみた。
もうお気づきかもしれないが、[11回後(表の左側)]の時に太字になっているボタンを押せば、正解となる。
例えば、[12回目]は、1回目と「マス(場所)が違うから[Position]ボタンは押さず、アルファベットが同じだから[Sound]ボタンを押す」と完璧な回答になる。
[13回目]は、2回目と「マス(場所)とアルファベットの両方が同じだから[Position]と[Sound]両方のボタンを押す」のが完璧な回答だ。
逆に、[19回目]は、8回目と「マス(場所)とアルファベットの両方が違うから[Position]と[Sound]どちらのボタンも押さない」のが完璧な回答になる。
スルー(ボタンを押さないこと)するのが正しい時に、スルーしても得点が加算されるというわけだ。
逆に、スルーするのが正しい時にボタンを押したり、ボタンを押すのが正しい時にスルーした場合は、0点だ。
1問につき最高得点は、2点。
N=11の最高得点は11 × 2 = 22点。
プレイしているDNBの仕様によっても異なるが、たいてい正答率が75%未満だと難易度が高すぎると判断され1レベル下がる。
正答率75%以上90%未満でレベル維持。正答率90%以上なら1レベル上がる。
今回はN=11でルールを説明したが、N=3でもN=4でもやり方は同じだ。
アプリによっては回答数が20回などに固定されているものもあるから(僕が使っていたアプリはそうだった)、その場合N=4なら5巡することになる。
N=4で20問回答なら・・・
回答回 | 比較対象回 |
5回目: 8C | 1回目: 9C |
6回目: 4L | 2回目: 4L |
7回目: 3D | 3回目: 5S |
8回目:2O | 4回目: 4O |
9回目: 8C | 5回目: 8C |
10回目: 9G | 6回目: 4L |
11回目: 2D | 7回目: 3D |
12回目: 4O | 8回目: 2O |
13回目: 9E | 9回目: 8C |
14回目: 6W | 10回目: 9G |
15回目: 2S | 11回目: 2D |
16回目: 4O | 12回目: 4O |
17回目: 9C | 13回目: 9E |
18回目: 4W | 14回目: 6W |
19回目: 5S | 15回目: 2S |
20回目: 3O | 16回目: 4O |
21回目: 3M | 17回目: 9C |
22回目: 4N | 18回目: 4W |
23回目: 5S | 19回目: 5S |
24回目: 3O | 20回目: 3O |
という具合に比較して回答していくことになる。
慣れるまで難しいと感じるかもしれないが、やってみれば「意外と簡単♪」と思っていただけると思う。
というわけで、まずは「DNBに慣れる」ことを目標に、N=2に挑戦してみてはいかがだろうか?
デュアルNバックのやり方・ルールまとめ
いかがだっただろうか?
デュアルNバックのやり方・ルールを十分に理解していただけただろうか?
僕は過去何度か口頭でこのデュアルNバックのルールを説明しようと試みたことがあったが、その全ての試みにおいて失敗した。
「デュアルNバックのルールを説明するのは難しい!」
であるならば、きっと「ルールをいまいち理解できないから」という理由でデュアルNバックを敬遠してしまった方もたくさんいるのではないか?と思い、今回この脳トレのやり方を微に入り細に入り解説させていただいた。
デュアルNバックという脳トレには、文字通り無限の可能性がある。
それこそ「ルールがわからないから」という理由で敬遠していたのではもったいないほどの可能性だ。
毎日30分デュアルNバックに挑戦するだけで、僕の脳力はこれからも際限なく向上していく。
僕がそう確信したのは「脳の神経可塑性という性質とデュアルNバックの自動で天才を育む仕組み」について学び、実際にデュアルNバックによる多大な恩恵を享受してきたからだ。
僕も初めはN=2にも苦労した。
でも、愚直に毎日30分を積み重ねて、今はN=14で正答率95%も出した。
主観的なものに過ぎないけど、脳力もかなり向上した。
デュアルNバックと出会う前には絶対にできなかったことが、今はできる。
この記事を辛抱強く読んでくださったあなたにも、ぜひ同じ感動を味わっていただきたい。