ZONEHACKERS' LAB Written by Yujiro

ネガティブ思考から抜け出すために知っておきたい5つの原因

SLEEP ZONE(ゾーン)/ FLOW(フロー) 神経伝達物質 腸内細菌

今回は、

  • ネガティブ思考は体調不良のサインです。
  • ネガティブ思考から最速で抜け出すには、実体のある体をいたわり、最適化することが最善です。

というお話です。

どんな人でもネガティブ思考におちいってしまうことはあります。

僕も体調が悪いときは、とことんネガティブになります。

でも、僕はそれを知っているので、

「どうせ僕なんか・・・」

と思わずに、

「あれ?今日はちょっと体調悪いぞ?」

と思い、

「どうしたら体調を整えることができるだろうか?」

と、前向きな思考にシフトすることができます。

そんな僕が使っている

  • ネガティブ思考におちいったとき、体のコンディションを整えるために見直すべき5つのチェックポイント(原因)

があります。

というわけで今回は、ネガティブ思考から抜け出すために知っておきたい、ネガティブ思考におちいる5つの原因を紹介したいと思います。

本記事の内容

  • 僕がZONE体験から得た学び
  • 健全な精神は、健全な肉体に宿る
  • ネガティブ思考におちいる5つの原因
  • まとめ

どうも、バイオハッカーのYujiroです。

今から約5年前、グルテンフリーで身体の力を取り戻し、2度完璧なZONE(ゾーン、フロー)に入ったことをきっかけに、自身の日々のパフォーマンス(生産性)を科学的に最大化する方法(=バイオハック)を研究しています。

僕がZONE体験から得た学び

ZONEに入っている最中は、

  • 恐怖・不安
  • 嫌悪・憎悪
  • 羞恥
  • 嫉妬
  • 悲哀

など、あらゆるネガティブな感情から解き放たれたことを鮮明に覚えています。

  • ポジティブな感情
  • 冴えに冴えた流れるような思考
  • 身体能力の飛躍的な向上
  • 無限大のエネルギー
  • 自我の喪失

といった、ZONEに入っている間得られる恩恵を実際に享受したあとでは、ZONEこそが自分のパフォーマンスが最大限に発揮されている状態であることを確信したので、今もそれを追い求めています。

  • ZONE身体が最高のパフォーマンスを発揮した状態
  • ネガティブな思考や感情が完全に消え、あるのは強烈にポジティブで純粋な思考と感情

この強烈な体験から、「身体が最適化されているとき、ネガティブな思考や感情は絶対に生まれない」ということを学びました。

逆に言うと、

  • ネガティブな思考や感情が生まれるときは、自分の身体が最適化されていない

と考えることもできます。

誰しも
「ネガティブに考えちゃダメだな。もっと前向きに考えなきゃ」
という具合に、ネガティブ思考におちいったときに無理矢理ポジティブな思考に持っていこうとした経験があると思います。

ただ、この方法ではあまりうまくいかないとわかっている方も多いのではないでしょうか?

思考という掴み所のないものを直接正すのは難しい。

ですが、実体のある「身体」であれば話は別です。

身体のコンディションを整えることは簡単で、方法もたくさんあります。

健全な精神は、健全な肉体に宿る

得意げにポーズをとるボディービルダー
ネガティブ思考が出てきたら、「あれ?ちょっと体調悪いかも?」と考え、あなたの身体が発する声に耳を傾けてあげてください。

僕がネガティブ思考におちいったとき、次の5つのうちのどれかに原因があることが多いので、最速でネガティブ思考から抜け出すために参考にしてみてください。

ネガティブ思考におちいる5つの原因

  1. 睡眠不足
  2. 乱れた腸内環境
  3. 栄養不足
  4. 水分不足
  5. 運動不足

早速順に見ていきましょう。

1. 睡眠不足

あくびをしながらコーヒーに手を伸ばす睡眠不足の男性
睡眠の質が悪かったり、睡眠不足だと、パフォーマンスはガタ落ちです。

睡眠を最適化することで得られる32のメリット

  1. 健康寿命が延びる
  2. アンチエイジング(抗老化)効果
  3. 集中力・記憶力・創造力アップ
  4. 判断力アップ
  5. 学習効率アップ
  6. EQ(心の知能指数)アップ
  7. 年収アップ
  8. 余計な食欲の消失
  9. 新陳代謝アップ
  10. 肥満になるリスク低下
  11. 生殖機能アップ
  12. テストステロン分泌量アップ【男性】
  13. 卵胞刺激ホルモン分泌量アップ【女性】
  14. 腸内環境が整う
  15. 免疫力アップ
  16. インフルエンザ罹患リスク低下
  17. 細胞のガン化リスク低下
  18. ガン細胞の転移リスク・成長速度低下
  19. アルツハイマー病・認知症発症リスク低下
  20. 高血圧になるリスク低下
  21. HDL・LDLコレステロール値の改善
  22. 心血管疾患罹患リスク低下
  23. 脳卒中発症リスク低下
  24. 糖尿病発症リスク低下
  25. うつ病など精神疾患罹患リスク低下
  26. 不安の解消(心の安定)
  27. 幸福感アップ
  28. 感情のコントロール力アップ
  29. 依存症発症リスク低下
  30. 治癒力アップ
  31. 疲労回復力アップ
  32. 遺伝子の活動の正常化

逆に言うと、睡眠を最適化しないとコレらのメリットが全て逆になって健康やパフォーマンスを蝕むということ。

ネガティブ思考が生まれたら、真っ先に「睡眠の質」に正しく投資しているかチェックしてみてください。

睡眠の質を改善する具体的な方法は、こちらをどうぞ。

2. 乱れた腸内環境

巨大な口でジャンクフードを丸呑みする男性
腸内環境が乱れていると、ネガティブ思考が生まれやすくなります。

なぜなら、気分を高揚させたり、穏やかにする神経伝達物質の大部分が合成されるのが腸内だからです。

ネガティブな思考が生まれたら、

  • ジャンクフード
  • 喫煙
  • 飲酒
  • 脂質の過剰摂取
  • タンパク質の過剰摂取
  • 糖質の過剰摂取
  • 揚げ物の食べ過ぎ
  • 医薬品
  • 小麦製品
  • 乳製品

など、自身の食習慣を見直してみてください。

コレらは全て腸内環境を悪化させる原因になりえます。

糖質の過剰摂取をすると、過剰な糖質を処理するために、気分を前向きにする神経伝達物質の合成に必要なビタミンやミネラルといった栄養素を使い果たしてしまうので、このことからもネガティブ思考におちいらないためにも常日頃から糖質の摂取量には気をつけましょう。

また、「揚げ物」を食べると、基本的に「酸化した油」を摂取することになり、「酸化した油」は腸内環境を悪化させる原因になるだけでなく、あらゆる病気の原因になる体内の「炎症」をもたらすので、(完全に排除できなければ)食べる量と頻度に注意しましょう。

睡眠と腸内環境の相互作用

  • 乱れた腸内環境 → 睡眠の質の悪化
  • 質の悪い睡眠 → 腸内環境の悪化

ご覧のように、「腸内環境」「睡眠の質」は互いに影響し合う関係にあるので、ネガティブ思考におちいったら、まずこの2つをセットで見直すことが最善策になると思います。

3. 栄養不足

ネジのまきが足りず座り込むビジネスマン
ネガティブ思考におちいるときは、体内における化学反応(=代謝)が円滑に進んでいない可能性があります。

自律神経系、ホルモンの分泌、神経伝達物質の合成などの代謝が適切に行われるには、酵素の働きが不可欠で、酵素が適切に働くにはビタミンやミネラルといった栄養素が必要です。

ネガティブ思考から抜け出すために必要な栄養素

  • ビタミンD3
  • ビタミンB群
  • ミネラル(鉄、マグネシウム、亜鉛、セレン etc.)
  • DHA
  • コレステロール
  • タンパク質
  • 脂質(飽和脂肪酸、不飽和脂肪酸)

中でも不足しやすいのが

  • ビタミンD3
  • ビタミンB群
  • ミネラル

です。

ビタミンDは、食事で十分な量を摂取することが難しく、ほとんどの人が不足している栄養素なので、サプリで摂取するのが賢明とのことです。

天気のいい日は、日光浴しましょう。

無料でできる日光浴で得られるメリットはたくさんありますが、ネガティブ思考から抜け出すうえでも、日光浴の効果は絶大です。

服を着たままでも20分くらい日向でボーッとすると気持ち良くなってきますよ。

ほとんど日光浴中毒の僕が言うんだから間違いないです。

また、女性の場合は特に鉄不足におちいりやすく、鉄不足は「睡眠障害」「不安障害」などの原因になるので、サプリによる「ヘム鉄」の摂取が必要になるかもしれません。

4. 水分不足

透きとおった綺麗な水
体の中の代謝を進める酵素がきちんと働くには、水も不可欠です。

水分不足だと酵素が最大効率で働くことができず、代謝が滞り、結果として、ネガティブ思考を生み出す可能性があります。

夏場など発汗によって体内の水分が失われやすい時期はとくに、喉が乾く前にこまめに水分補給することが大事です。

さらに言えば、補給する水分は「水」がベストです。

僕も普段「水」「コーヒー」しか飲みません。

ただ、水分補給が目的であれば、コーヒーには利尿作用があるので、コーヒーという選択はなしです。

5. 運動不足

ランプの中に座ってラップトップを操作する3人
ネガティブ思考から抜け出すためにも、運動は効果的です。

『脳を鍛えるには運動しかない!』という本によると、運動には「抗うつ薬」「抗不安薬」同等かそれ以上の精神疾患を改善する効果があるとのこと。

運動することによって、

  • BDNF(脳由来神経栄養因子)
  • NGF(神経成長因子)
  • セロトニン
  • ドーパミン
  • エンドルフィン
  • ノルアドレナリン
  • アナンダミド

など、脳や心にとって有益な化学物質がドバドバ放出されるとのことなので、ネガティブな思考におちいったときこそ体を動かすことが大切と言えそうです。

まずは、「散歩」「ジョギング」など軽めの有酸素運動から始めてみたらいかがでしょう?

僕は、仕事でバッチリ運動しているうえ、高負荷でバーベルスクワットもしています。

まとめ

分岐点で晴れの道を見つける親子
最速でネガティブ思考から抜け出すには、身体のコンディションを最適化することが最善という僕の主張、なんとなく理解していただけたでしょうか?

嫌なことが起こったり、望んだ成果が得られなかったりしたとき、誰しもネガティブ思考におちいりますが、自己嫌悪する必要はまったくありません。

そんなときは、

「あれ?今日はちょっと体調悪いかも?」

と思って、今回紹介させていただいたチェックポイントをもとに、自身の体のコンディションを分析してみてください。

大抵の場合、「睡眠の質」と「腸内環境」を改善するだけで、ネガティブ思考を消し去るには十分だと思います。

「日光浴」「運動」には即効性があるので、これらの選択肢を効果的に使って身体を最適化し、ネガティブ思考を根絶していただけたらと思います。

僕は冬になっても、家の中で日光浴してネガティブ思考を根絶やしにします。

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