【コスパ最強】日光浴で得られる11のメリット【まとめ】
TESTOSTERONE ZONE(ゾーン)/ FLOW(フロー) エネルギー(ATP) ダイエット 神経伝達物質
- 最近あまり元気がないと感じている。
- しっかり寝ても疲れがとれない。
- 活動量が減ったせいか少し太った。
- 食欲がコントロールできず、つい食べすぎてしまう。
- 最近なんだか落ちこみやすい。
- 肩凝り・腰痛・関節痛など体に痛みがあってツライ。
- 寝つきが悪い。
- 休憩時間でもあまりリラックスできない。
- ストレスがうまく発散できずに貯まってしまっている。
- 痩せたいけど、運動する時間も気力もない。
- 休日も朝から元気に活動したい。
- 単純にもっと健康的になりたい。
朗報です。こんな悩みをすべて解決する寒冷療法以外の方法があります。
それが「日光浴」です。
本記事の内容
- 日光浴で得られる11のメリット
- 日光浴の正しいやり方
- 雨の日でも日光浴する方法
- まとめ
ども、バイオハッカーのYujiroです。
今から約5年前、グルテンフリーで身体の力を取り戻し、2度完璧なZONE(ゾーン、フロー)に入ったことをきっかけに、自身の日々のパフォーマンス(生産性)を科学的に最大化する方法(=バイオハック)を研究しています。
僕のZONE体験について詳しく知りたい方は人生で2度ZONEに入った著者が考える誰もがゾーンに入ることを目指すべき14の理由【保存版】をどうぞ。
先日、コスパ最強のバイオハックとして寒冷療法について記事を書きました。
今回は、その第2弾という感じで、バイオハックという言葉の産みの親であり米BULLETPROOF社のの創業者でもあるデイヴ・アスプリー氏によって書かれた記事と書籍をもとに、コスパ最強のバイオハック「日光浴」で得られるメリットを11個紹介したいと思います。
冒頭で紹介した悩みは、寒冷療法の記事で紹介したものとほぼ同じですが、そのほぼ同じ悩みが「日光浴」によっても解決できてしまうのです。
- お金がかからないうえに、
- パフォーマンス爆上がり
という、やらなきゃ損しかしないコスパ最強のバイオハックをぜひ生活にとりいれて、あなたの毎日のパフォーマンスをアップグレードしてみてください。
とどのつまり、地球に生きるほとんど全ての生物は、太陽の光なしでは生きることができません。
僕たち人間も例外ではないので、太陽と上手に付き合う必要があるのです。
それでは早速始めます。
日光浴で得られる11のメリット
- テストステロンが増える
- 活性型のビタミンDが合成される
- ミトコンドリアが活性化される
- 睡眠の質が上がる
- やる気が出る
- 血行が良くなる
- 腸内環境が改善される
- 体内の水がEZ水になる
- 不安・ストレスが軽減する
- やせる(ダイエット効果)
- コラーゲンが合成される
順に見ていきましょう。
1. テストステロンが増える
「早朝ジョギング、今日で4日連続。見たか、三日坊主にならなかったぜ!ヒャッホー!」
テストステロンを増やすことで得られるメリット
- 記憶力・集中力UP
- 決断力・判断力UP
- コミュニケーション能力UP
- よりフェアになる
- 長生きできる(アンチエイジング効果)
- 筋力・筋肉量UP
- やせる(基礎代謝UP)
- 自律神経のバランスが改善される
- 骨密度UP
- エネルギーに満ちあふれる
- やる気がわき起こる
- (根拠のない)自信がつく
- 男としての魅力(性的アピール)UP
- 顔つきが男らしくなる
- 性欲・性的能力UP
- ポジティブになる
- モテ度UP
このように、性ホルモンのテストステロンが増えることで得られるメリットは多岐にわたり、これだけで総合的なパフォーマンスUPが期待できます。
光がテストステロンを増やす
- 日光を胸と背中で浴びるとテストステロン値が120%増加する
- 日光を睾丸に当てるとテストステロン値が200%増加する
- 赤色光(670nm)を浴びせたラットのテストステロン値が上昇
- 2週間毎朝、強い光(10,000ルクス)を放つランプから約1メートル離れたところで30分座って過ごしたグループのテストステロン値が50%以上増加し、主観的な性欲レベルも3倍以上になった
ご覧のように、日光、日光に含まれる赤色光、強い光を浴びることでテストステロンが増えることを示した研究は多く存在します。
これだけで日光浴をするメリットが十分過ぎるほどですが、テストステロンの増加だけが日光浴のメリットとならないところがコスパ最強のバイオハックたるゆえんです。
2. 活性型のビタミンDが合成される
なにかと紫外線を避けることばかり教えられる僕たちは、主にそれが原因でビタミンD不足に陥っているとのこと。
ビタミンDの特徴・役割
- ビタミンではなく、テストステロンと同様の脂溶性の性ホルモン
- 神経伝達物質の生成
- 神経の成長を促す酵素の調整を助ける
- カルシウムの吸収をサポート
ビタミンDが足りているとき
- テストステロンが増える
- 認知力低下のリスクが下がる
- アルツハイマー病になるリスクが下がる
- 免疫力が上がる
- 腸内環境が改善される
- アレルギー症状の改善
- うつ病発症リスクが下がる
- ED(勃起不全)になるリスクが下がる
このように、体に十分なビタミンDがあることは、パフォーマンスを最大化するうえで非常に重要な要素です。
肌に日光が当たることで、皮下のコレステロールから活性型のビタミンDが合成されます。
今回参考にした記事によると、サプリメントでビタミンD3を補うことはほとんどマスト(不可欠)ですが、摂取したビタミンD3を体が使いやすい活性型のビタミンDにするためにはやはり日光浴が必要、とのことです。
3. ミトコンドリアが活性化される
細胞の中のエネルギー(ATP)生産工場であるミトコンドリアが日光浴によって活性化されます。
これが意味するのは当然、使えるエネルギー(ATP)の増加です。
エネルギー(ATP)産生のためにリポリシス(脂肪分解)が促進され、分解によって生じた脂肪酸やケトン体をエネルギー源とすることで「やせながらより元気になる」ことができます。
また、テストステロン自体にもリポリシス(脂肪分解)を促進する作用があり、『HEAD STRONG』によると、「細胞中のミトコンドリアの数はテストステロン値によって決まる」とのことなので、先にとりあげた「日光浴のテストステロンを増やす効果」によっても、大幅なエネルギー(ATP)の増加とダイエット効果が期待できそうです。
4. 睡眠の質が上がる
これは主に朝日を浴びることで得られるメリットです。
朝、網膜にある光受容体メラノプシンが光を感知することで、セロトニンの生成が始まり正しい覚醒のメカニズムが動き出します。
睡眠を促し、睡眠の質を上げるメラトニンは、日が落ち始めるとセロトニンを材料にして合成されるので、朝セロトニンをどれだけ作れるかが、その夜の睡眠の質を左右します。
僕の場合、「日光浴をした日よりも、その翌日の体調が劇的に良くなる」ということがしょっちゅう起こるので、日光浴の睡眠の質を改善する効果が理由かもしれません。
5. やる気が出る
日光浴は、やる気を高めるドーパミンや不安・ストレスを軽減するエンドルフィンといった神経伝達物質の合成を促進します。
また、同時にドーパミンの受容体も増やすとのことで、日光浴によって
- やる気・モチベーションUP
- 集中力UP
- 記憶力UP
- エネルギー(ATP)産生促進
など、ドーパミンの効果も享受しやすくなるようです。
6. 血行が良くなる
日光浴は、体内における一酸化窒素(NO)の生成を促進します。
これによって血管が拡張し、
- 血行の改善
- 血流の増加
- 細胞への酸素や栄養の供給の改善
- 心臓病の予防
- 筋疲労やダメージからの回復スピードUP
- 運動能力(とくに持久力)UP
- 細胞内の老廃物の除去の促進
- 炎症の緩和
など、様々なメリットを享受できます。
夏、ビーチにいる男性の魅力が増しているとしたら、こんがり焼けた肌だけでなく、この一酸化窒素(NO)による筋肉のパンプアップ効果も理由の1つかもしれません。
また、一酸化窒素(NO)は、アルギニンやシトルリンといったアミノ酸を摂ることでも生成することができます。
7. 腸内環境が改善される
腹部に日光を当てると、腸内細菌が活性化され、腸内環境が改善されます。
日光浴には、腸の善玉菌を増やす効果があるようです。
また、腸のぜん動運動が促進されることで、排泄も促進されます。
腸内環境が改善されると、免疫力が上がり、神経伝達物質の合成もスムーズに行われるようになります。
神経伝達物質の大部分は、脳ではなく腸内で合成されるので、エネルギー(TP)産生、脂肪分解、気分向上、集中力アップ、睡眠の質アップなど、神経伝達物質がもたらしてくれる恩恵をしっかり享受するためには、腸内環境を改善することは必須です。
8. 体内の水がEZ水になる
「EZ水」という言葉を初めて聞いた方も多いと思います。
EZ水(Exclusion Zone Water)は、水の専門家でワシントン大学生物工学教授のジェラルド・ポラック博士が発見した「液体」「気体」「個体」に次ぐ、水の第4の形態で、細胞内に存在する水、とのことです。
日光に含まれる赤外線は、このEZ水の生成を促すようです。
新鮮な野菜や果物にもこの水が含まれていて、食べることでもそれを取り込むことができるそうです。
このEZ水は、ミトコンドリアの能力を高めるとのことで、日光浴がエネルギー(ATP)を増やす理由がまた1つ明らかになりました。
「人体の70%が水」だということを考えると、その水を変容させる日光浴が人体に与える影響は計り知れないですね。
9. 不安・ストレスが軽減する
不安・ストレス軽減効果が日光浴のどの効果によってもたらされるのか見極めるのは至難のワザだと思いますが、単純に考えれば「セロトニンやエンドルフィンの生成を促す効果」になるでしょうか。
SSRI(選択的セロトニン再吸収阻害薬)という抗うつ・抗不安薬は、うつ病や不安障害を抱える患者に処方される薬で、脳内のセロトニンの量を強制的に増やすことで、不安や落ちこみなどの症状を緩和します。
僕も不安障害を克服するために心療内科で処方してもらっていたことがありますが、僕にはあまり効果がありませんでした。
僕の場合は、グルテンフリー(小麦抜き)の食事によって体調や気分が劇的に改善されたのですが、これはグルテンフリーによって腸内環境が改善されたことに起因すると思っています。
神経伝達物質の大部分が合成される場が腸内なので、この腸内の環境が改善されることで、セロトニンを含めた神経伝達物質の合成が正常に行われるようになったというわけです。
日光浴による不安・ストレスの軽減効果を得るためには、腸内環境が良好であることが大事です。
10. やせる(ダイエット効果)
これまで見てきたように、日光浴によってやせる理由はたくさんありそうです。
日光浴によってやせる6つの理由
- テストステロンの増加→脂肪分解の促進
- ミトコンドリアの活性化→脂肪分解の促進
- 睡眠の質が上がる→脂肪分解の促進、満腹ホルモン分泌の正常化
- ドーパミンの増加→脂肪分解の促進
- 腸内環境の改善→ドーパミンの増加→脂肪分解の促進
- EZ水の生成→ミトコンドリアの活性化→脂肪分解の促進
- コラーゲンの合成促進→ミトコンドリアの活性化→脂肪分解の促進
脂肪分解が起こるのはエネルギー(ATP)を作るためなので、これを見れば、日光浴で「やせながら元気になる」ことが一目瞭然ですね。
ただし、脂肪分解を止め、脂肪合成のスイッチを押してしまう糖質の摂取は日光浴によるダイエット効果を台無しにしてしまうので、気をつけてください。
糖質は、脂肪分解が進む日中ではなく、夜に摂取するのがベターです。
関連記事
11. コラーゲンが合成される
日光に含まれる赤色光にはコラーゲンの合成を促す効果があるようです。
体を構成する全タンパク質の約30%がコラーゲンとのことですが、加齢に伴ってその合成能力は衰えてしまうようです。
コラーゲン合成が促進されることで
- 若くキレイな肌
- シワが減る
- 怪我・疲労からの回復スピードUP
- ミトコンドリアの活性化
のようなメリットを得られます。
コラーゲンを合成するにはビタミンCも必要とのことなので、日光浴をする前に摂取しておきたいですね。
日光浴の正しいやり方
日光浴にも正しいやり方があります。
間違った方法での日光浴では、メリットを十分に得られないばかりか、かえってパフォーマンスを下げる原因になります。
- 日光にさらす肌の面積をできるだけ増やす
- 日焼け止めは使わない
- できるだけ毎日行う
- 1日当たり10〜20分以内
紫外線を浴び過ぎると皮膚ガンになることは、周知の事実だと思います。
ただ、浴び過ぎと同じくらい健康を害する可能性が日光浴不足にもあります。
これまで見てきた日光浴で得られるメリットを考えれば納得できると思います。
1日当たり10〜20分以内であれば、デメリットを心配することなく、日光浴のメリットをしっかり得られるとのことなので、これを目安に行ってみてください。
雨の日でも日光浴する方法
「毎日行う」って言っても雨や曇りの日はどうすんの?
「日光浴で得られるメリットがすごいことは理解したし、できるだけ毎日やりたいけど、天気が悪かったらできないじゃん」
という方には、僕が実際にほぼ毎朝使っているUVBライトを紹介します。
ペット用ですが、全身に使うと「身体が軽くなる」など、確かな効果を実感できます。
僕がこれを使い始めたきっかけは、テストステロン値を200%アップする睾丸日光浴を習慣化したかったからなので、僕と同じように「テストステロン値を200%アップする睾丸日光浴は魅力的だけど、捕まるリスクはおかせない」という方には、自室でこっそりできるUVBライトはオススメです。
ただ、UVBライトはフルスペクトルではないので、日光浴で得られるほどのメリットは得られないと実感しています。(個人の感想)
試す際には、「電球を皮膚に近づけ過ぎない」「長時間使用しない」などを守って、火傷しないように十分気をつけてください。
まとめ
いかがでしたか?
コスパ最強のバイオハック「日光浴」で得られるメリットに魅力を感じていただけたでしょうか?
気温が低くなれば、外で肌を露出することは難しくなりますが、そんな場合は、窓から差し込む日光でも十分効果が得られるので、部屋の中で暖をとりながら日光浴を楽しんでみてください。
僕は、先日紹介したもう1つのコスパ最強のバイオハック「寒冷療法」も生活にとりいれて、無限大のエネルギーを得ながら今年の冬を乗り越えるつもりです。
参考記事・書籍
https://thriveglobal.com/stories/light-hacking-for-better-energy-mood-and-performance/
※当ホームページに掲載されている情報の正確性については万全を期しておりますが、運営者(Yujiro)は利用者が当ホームページの情報を用いて行う一切の行為について、何らの責任を負うものではありません。
「なんでやねん」という方はこちらをお読みください。
FLOW ZONE アルツハイマー病 エネルギー(ATP) コレステロール ダイエット テストステロン ビタミンD 日光浴 睡眠 社会不安障害 神経伝達物質 赤外線